yamaフォトライフ COOPER

金剛山・大峰山系の四季を EOS 6D / MでSHOT!

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大普賢岳、行者還岳

2015年9月5日(土)
90番~大峯奥駈道~七曜岳~大普賢岳~行者還岳
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初秋の大峯奥駈道を歩いてきました。



9月1週目。土曜日の昼過ぎまでは天気がよさそうだったので、前週の鬱憤を晴らすべく、夏休みに気持ちよく歩けた90番からの道を再訪した。シルバーウィークに予定している今年の目標に向け、少し慣らしも兼ねて岩場のある七曜岳や国見岳を歩き大普賢岳まで目指すことにした。今回は久しぶりのソロハイクということで、時間を自由に使えるので望遠レンズも担いでレンズ3本体制で臨んだ。

道の駅杉の湯川上にて。朝焼けに月が映えて綺麗な光景だった。
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90番登山口にて見上げると先ほどの月が見守ってくれている。
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僕が出発するころ、先着されていた黒のSWIFTの方が車から出てこられて少し挨拶。どうやら同じルートを歩かれるようで、この後、抜きつ抜かれつで歩くことになった。
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登り始めに出てくるエイリアン。
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続いて根っこ地帯。序盤から魅力的な樹林帯が続き、時間的にゆとりのあるソロということもあって葛藤でモヤモヤさせられる。今日の行程は長めなので昼過ぎからの悪天を考えると、写真に時間をあまり使えないところだけど。。。
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そして、20分ほど登ると桧の巨木!ここだけは時間を使おうということでバックパックを下ろし、じっくり眺めてから撮影開始。まずは正面から色々角度を変えて撮ってみる。
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裏に回ると、太い根っこに支えられるように高く伸びる姿が特徴的だった。
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隣り合う木々が根っこを支え合っているようで、自然の美しさを感じたポイントだった。
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少し角度を戻すと力強さを感じることが出来た。
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時間が少し気になったので今日はここで終了。この木はまだまだ撮りようがあるなと、手応えを感じた撮影となった。
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少し進むと爽やかなブナたちが美味しい空気で迎えてくれた。
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巨木からひと登りすると、これから向かう大普賢岳が望める。夏休みと同じく青空で迎えることが出来、とても清々しい気分になった。
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美しいコブが連なる大普賢ファミリー
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行者還岳方面
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前回素通りしてしまったタイタン。哀愁漂う寂しげな一枚と、
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状況説明的な一枚。
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横から見ると意外と大きいトラックだった。
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ブナやシロヤシオの気持ちいいトンネルを通過し、
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最後の急登を登るとようやく大峯奥駈道に合流する。やはりソロだから撮影にかける時間が長くなってしまった。ちょっとマジモードの時は、被写体の観察に時間を多く使いシャッターを切る時間自体は比較的短い、というような撮り方をするのだが、巨木とタイタンではそのような撮り方をしてまあまあな時間を使ってしまった。
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端正な山容と奥駈道のラインがとても綺麗。立ち枯れがまばらにあったり、岩が点在する姿にとても惹かれる。
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なだらかな台地状の頂に対比して、北東側の急峻な斜面が特徴的。いずれの山も、眺めてよし!歩いてよし!の飽きない山だ。
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さて、今日は反対側の大普賢岳を目指す。ここから見える山頂はまだ遠い。
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苔むした森をこの時間帯に歩けることがとても気持ちいい。
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最盛期を過ぎたお花畑を、朝の光がその雰囲気を僅かだが蘇らせてくれる。
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ところどころ大台方面が開けて足を止める。
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天川辻
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行者還小屋に到着。ここまでは快適な奥駈道だったが、ここからは岩場やアップダウンが最後まで続くことになる。
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行者の水場はホースから水が出ておらず、横の沢から少し流れていたのでセイシェルで500mlほど浄水して給水した。帰りに通った時はホースから勢いよく出ていたので、ホースの上部で調節しているように思った。
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行者還岳の分岐を過ぎ、振り返ると歩いてきた森が青空に映えて綺麗。
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気持ちいい道とザレたアップダウンが交互に混ざり始める。
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岩場の展望地が出てきたので立ち寄ってみた。
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岩に立つと、大台方面が開けて大峰らしいとても爽快な景色が広がった。お気に入りの場所が一つ増えた。
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木の梯子が出てきて、このあたりからアスレチックなルートに変わる。今日は登りが思うように足が出なくてしんどかった。このところ続けているトレーニングの疲れが残っていたようだ。水もいつもより飲んでしまうので、水場で補給しておいて正解だった。
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和佐又への周回コース分岐。まだ周回コースは歩いたことがない。疲れるコースであることは知っているが、今日のコースの方がしんどいというのも聞いたことがある。要するにどちらも楽なコースではないということか。。。
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稲村とバリゴヤが見えてひととき癒された。
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鎖場では鎖は使わず3点支持で岩を登った。
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登り切ったところが七曜岳だった。七曜岳からは360°とまではいかないものの、山々を見渡せる展望が広がっていた。
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望遠レンズで見ると水太覗が綺麗に見えている。
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傾斜した一枚岩の山頂。休憩中に山と道ONEを背負ったULハイカーが登ってこられ、少しULの話をした。
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ここの下りがこのコースで最も嫌らしい箇所だったと思う。登りは楽勝でも下りが難しいという場所はよくあるが、ここもその典型だった。
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すれ違う行者さん御一行
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大普賢岳が随分と近付いた。
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稚児泊は幕営適地に見えたが水場がないのが難点か。
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稚児泊からはちょうど弥山八経が見える。
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柔らかい草地の張りやすそうな地面だった。
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まだまだ続くアスレチックコース。相変わらず足が重く、ハイペースな摂水が続く。
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鎖の巻き道。
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弥勒岳はもうすぐ。
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歩いてきた稜線を見ると、アップダウンが多かったのがよく分かる。
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水太谷と連なる山並みが素晴らしい。同時に、この下に周回コースがあると思うと、道迷いの多い難コースだと実感出来る。
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山頂へのラストの急登に向かう。
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シロヤシオが早くも紅葉していた。このまま台風にやられなければ今年もいい感じになりそう。
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ようやく大普賢岳に到着。帰りのアップダウンを思うと水の残量が少し気になったが、とりあえず山頂に辿りつけてホッとした。
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山上ヶ岳と稲村ヶ岳。バックに金剛葛城。やはり展望があるのとないのでは気分が全然違う。
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左の方は七曜岳で話したULハイカー。朝日連峰へ縦走予定とのことで羨ましい。そして、右の女性は紀州のカモシカ夫妻。この時は気づかなかったがヤマレコでコメントを頂いて分かった。ありがとうございました、次にお会いしたらお声掛けします!
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昼食の飲み物はコーラ。炭酸が美味しくゴクゴクいってしまった。おにぎり1個と行動食を食べて、来た道を戻った。
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シロヤシオは至る所で色づき始めていた。
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小普賢岳から和佐又山
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七ツ池
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ちょっと気になった国見岳の派生尾根。
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鮮やかなキノコ
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行者還岳にも立ち寄った。山頂には誰も居なかった。
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山頂裏からは弥山八経の展望が素晴らしかった。この後、水場で1Lほど給水し行者還小屋で行動食を食べてから下山したが、雨に降られずにもってくれて助かった。帰りはお土産にふくにし豆腐店のもめんを買って天ノ川温泉へ立ち寄ったがこれが失敗。ツアーバスが停まっていて温泉に入るまでかなり待つことになった。
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体調があまりよくなかったが、撮影もハイクも両方楽しめ、シルバーウィークの練習にはちょうどいいハイクとなった。久しぶりのソロハイクは時間を自由に使え、自分だけで判断していく感覚はやはり楽しいものがあったが、最近は誰かと歩くことが多くなったこともあり、感動をともに味わえない寂しさが勝っていたかもしれない。

一方、違う観点から見ると、ソロの場合、撮影とハイクの時間配分の葛藤がしばしば生まれる。山友とのハイクの場合、歩きメインと割り切れるが、時間的に自由なソロの場合はそうはいかない。素晴らしい景色に出会うたびに生まれるこの葛藤を楽しめるくらい、ゆとりをもって自然と向き合えるようになってみたいものだ。


◆ログ(HOLUX M-241)



◆C.T.
6:32 90番
6:55 桧の巨木 7:25
7:40 大峯奥駈道合流地点 7:50
8:22 天川辻
8:25 行者還小屋
8:45 行者還岳分岐
9:29 七曜岳 9:41
10:15 国見岳
11:00 大普賢岳~昼食 11:30
11:53 国見岳
12:53 七曜岳
13:44 行者還岳 13:47
14:10 行者還小屋~休憩 14:22
14:53 大峯奥駈道合流地点
15:23 90番


撮影機材
EOS 6D
EF14mm F2.8LⅡ・USM
EF24-70mm F4L・IS・USM
TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD (A005)
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COMMENT

COOPERさん、こんにちは。

前記事では本物のウイスキーを味わえたようですね。
それが美味いと感じるかどうかは好みによるようですが(笑。

さて、巨木の森の斜光がドラマチックで、ここはやはり早朝に到達したい場所だなと
改めて感じさせてもらいました。
タイタンのカットは興味深く、山深い地に朽ち果てていく姿はいろんなことを想像させてくれますし、
いつもの写真展に出されても面白いのではないでしょうか。

独りは寂しいですか(笑。
大峯山寺の戸閉式も終わったことでしょうし、奥駈道も寂しい季節に入りますね。

| ke-n | 2015/09/28 11:10 | URL |

Re: タイトルなし

ke-nさん、こんばんは。

白州は普段ウィスキーを飲まない僕でも美味しく感じました。
最近お酒をやめてるので余計だったかもです。

巨木とタイタンありがとうございます。
斜光は巨木一枚目ですね、いい感じで臨場感が出てくれました。
タイタンも、撮りようでは面白い画になるなぁと感じました。
縦の一枚は、ミラーにキラリを入れてるのですが、
ほとんど分からない結果になり残念です。
もう少し太陽が上がるを待とうかと思いましたが時間切れでした。
ミラーにはっきりとキラリが入っていれば、対比が面白い作品になったと思います。

ソロは、夏休みの弥山が楽しかったので、同じ道を歩くと余計に孤独を感じましたよ(^^)
今回のルートは比較的静かな山歩きが楽しめるようですね。

| COOPER | 2015/09/28 23:44 | URL |

深緑!!

cooperさん、こんばんは。

巨木での木漏れ日、タイタンが良いですね。
撮る角度でいろんな表情を見させていただきました。

もうすぐ紅葉の季節になりますが、
緑が濃くって深緑を感じました。

ソロは撮影欲との葛藤ですか。(笑)
僕は‘最後の一投‘が続いてます。

| climb like | 2015/09/30 21:08 | URL |

Re: 深緑!!

climb likeさん、こんばんは。

巨木とタイタン、ありがとうございます。
まだまだ撮りようがあったので、次が楽しみです。

緑の深い時期からそろそろ紅葉へと移行してますね。
大峰の高いところは例年どおり3連休あたりが見頃と予想してます。
大峰か遠征か、どこに行こうか迷い中です。

likeさんはストックを握るのはもうちょっと先のようですねw

| COOPER | 2015/10/01 00:49 | URL |

あの時は!

クーパーさん こんばんは。
大普賢でおしゃべりさせていただきました。
大野と申します。(ここではULハイカーと紹介していただきました)
朝日連峰、想像を遥かに超えて美しかったです。
途中脚を負傷してしまいましたが、最高?の思い出となりました。

また、山で偶然お会いできたらと思います。

ちょこちょこブログも読ませていただきます!

よろしくお願い致します!

| 大野 | 2015/10/08 19:03 | URL |

Re: あの時は!

大野さん、こんばんは。

訪問およびコメントをありがとうございます!
大普賢岳では短い時間でしたがお話しできて楽しかったです。

朝日連峰はよかったですか、羨ましい限りです!
足は大丈夫ですか、お大事になさって下さい。
いつかは行くと思いますが、いい条件で行きたいものです。

僕は大峰台高、鈴鹿、北ア、八ヶ岳あたりを歩いてますので
またどこかでお会い出来ればいいですね。

山と道のTHREEの販売を待ってるのですが、なかなかですね。
もう、次にONEが販売開始したら乗っかろうかなと悩み中です。

今後ともよろしくお願い致します。

| COOPER | 2015/10/08 22:58 | URL |















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