yamaフォトライフ COOPER

金剛山・大峰山系の四季を EOS 6D / MでSHOT!

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伯母谷覗

2014年10月18日(土)~2014年10月19日(日)
和佐又ヒュッテ~大普賢岳~伯母谷覗テン泊
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条件に恵まれた会心の星景撮影でした。



昨年嫁さんとテン泊した伯母谷覗にアンニョンさんをお誘いしました。昨年は紅葉の時期を逃してしまい、11月中旬に下見として訪れましたが、月が出て星を撮れなかったことや、太陽の位置が覗の稜線上に掛かり大普賢岳に朝陽が当たらなかったことなど、色々と条件を確認することが出来ました。今年は、覗きの紅葉と、星景、モルゲンを狙ってこの時期に再訪することにしました。

9時50分、今日は遅めのスタートです。和佐又の紅葉はまだ始まったばかりですが、栃の木の落葉が目立ってました。
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ヒュッテ前はほぼ満車。すでにキャンパーがテントを張って寛いでます。
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上のテン場からの景色。2年前にここでキャンプした時はのんびり過ごせて快適でした。
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ソフトバンクの電波塔の横に色づき始めの紅葉が。
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ススキはちょうど見頃。綺麗に輝いてました。そして、今日も快晴!
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3つの石碑。
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まずはあの頂を目指します。
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和佐又のコルを過ぎると、色づいた紅葉が徐々に現れます。
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このあたりから3人ともピタッと足が止まってしまいます。
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青空をバックに赤と黄緑がいい按排で混ざり合ってます。
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ここからの標高1,300~1,400mあたりが一番綺麗な色づきをしていました。
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傷んだ朴ノ木?の葉と色づいた紅葉が対照的です。
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赤や黄色に色づいた葉に光が射すとウォー!と歓声が沸きます。
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傷んでない葉が絶妙な色づきをしている為、艶々輝いて凄まじいオーラを発してます。
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本日のベストドレッサー。オーラ全開でした。
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こんなかわいらしい紅葉も。
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嫁さんもEOS Mで参戦。
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シタンの窟。今日はアンニョンさんも撮りまくってます。
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弥山八経方面。
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こういう雅で上品な雰囲気も結構好きです。
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笙ノ窟。
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お寺の行事でしょうか、祠の清掃、生花の入れ替えなどされ、祈祷準備中でした。なかなか珍しい光景に遭遇しました。
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日本岳のコル直下はまだまだ黄葉が綺麗。
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日本岳のコル。
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石ノ鼻より日本岳、和佐又山。
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小普賢岳手前の立ち枯れが角みたいでいいアクセントに。奥は大普賢岳。
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本日の目的地、伯母谷覗が見えました。大普賢岳に寄ってからぐるっと回って向かいます。
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遠くに台高山脈。
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水太谷方面。右端には大峯奥駈道が見えてます。
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石ノ鼻を過ぎて、小普賢岳の巻きより大普賢岳。
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コルから上がったところの鉄橋からは大台方面を遠望出来ます。日本岳から続く大台ドライブウェー・伯母ヶ峰への稜線。
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さぁ、大普賢岳まであと少し。
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小普賢岳。
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大峯奥駈道に合流。ここを左に登って山頂へ向かいます。
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山上ヶ岳と縦走路。奥に金剛葛城も。
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ようやく山頂到着です。13時を過ぎてるのでここで遅い昼食にします。
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望遠レンズで大峯山寺が見えました。
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稲村ヶ岳アップ。
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阿弥陀ヶ森方面。
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弥山・八経ヶ岳。右は頂仙岳、左は仏生ヶ岳、孔雀岳。
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稲村ヶ岳、山上ヶ岳。ここから見る稲村ヶ岳は斜面がゴツゴツしてて、山上ヶ岳やバックの金剛葛城も入るので、朝夕の撮影は面白そう。
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右の方は、18Lポリタンク満水×2本を担ぎバス停から歩かれたボッカトレの方です。山頂で昼食後に全て水を抜いて下山していかれました。道中何度かご一緒したので(彼は40kgボッカで遅い=我々は写真で遅い=ペースが一緒に・・・)、少し話をしているとどうやら厳冬期奥穂で遊ぶのに必要なトレーニングとのことです。冬の大峰もラッセルトレで来られるとのことでしたので、また冬にお会いしましょうと言ってお別れしました。凄い人がいるものです。
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水太覗へ少し下った展望岩より北西斜面の紅葉。2年前は3連休に来て見頃でした。写真では光の加減?で橙色が色づいてるように見えますが、実際はもっとくすんでほぼ終焉でした。手前の赤は見頃でした。
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嫁さんも岩の展望台で絶景を楽しんでます。
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奥駈道と弥山・八経ヶ岳。
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紅葉と稲村ヶ岳。
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小普賢岳、和佐又山。
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水太谷。紅葉はこれから。
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奥駈道に入り大普賢岳を西側から巻いて北へと向かいます。
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(北)小普賢岳。
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ちょっと分かり難かった谷斜面のルート。
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どんどん陽が落ちていきます。
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脇ノ宿跡。
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ここは平地でテン泊出来そうでしたが、水場がないので難しいか。
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阿弥陀ヶ森の女人結界門。門は通らずに手前を右へ進みます。
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こっちです。
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P1680を巻ききると、今日最後の紅葉が夕陽を浴びて出迎えてくれました。
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16時11分、伯母谷覗に到着です。が、ここでまさかの展開に。どうやらついさっき到着したとみられるソロハイカーが、大きいザックを昨年張った場所に置いて座り込んでいました。話をするとこの方も数年前にテン泊で来られて、あまりによかったので今回再訪したとのことで、目的は少し違いますが僕と同じパターンです。
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特等席はその方が張られたので僕たちは別の場所に張りました。覗の前だと、あとは僕たちが来た登山道側に少し張れそうでした。アンニョンさんは水を担がれてきたので、僕だけ水を取りに柏木方面へ数分下ります。小川で1.5Lの水をセイシェルで浄水して汲みました。
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テン場へ戻ると、もう陽が沈み掛けてます。
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急いで撮影に取り掛かり、台高方面に目を向けると特等席の方が夕食を摂られていて、写真はスマホで撮られていました。そして、空が紫っぽくなっているのに気付き振り返ると、
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ちょうどマジックアワーの絶妙な色合いを見せていました。
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この後、空の明るみがなくなるのを待つ間に先に夕食を食べました。今回は珍しく焼き肉(ステーキ)を担ぎ、コッヘルにぶち込んで塩コショウで軽く味付けすると、食欲をそそる匂いが充満します。酒を忘れたことを大いに後悔しつつ十分お腹いっぱいになった頃、ようやく本来の暗闇が包み、星が出始めました。快晴、無風、月齢24、月の出AM1:36と、最高の条件で撮影開始です。
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大普賢岳と天の川
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「見上げてごらん夜の大普賢岳を」
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今日は日中も素晴らしい天気でしたが、星の数もハンパないです。
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肉眼でも分かった天の川。今日の星空は本当に凄かったです。今年やっと当たりました。大普賢岳を絡めなくても立ち枯れがいい演出となりました。
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「星降る大普賢岳」
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1時間の長秒撮影を終え、この日はこれにて終了。


<翌日>
4時過ぎに外に出ると、オリオン座が大普賢岳の真上に鎮座していました。
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相変わらず雲がなく、数多の星が煌めいています。今年はずっと星景に恵まれなかったので、ようやくうっ憤を晴らせました。
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最後は、大普賢岳に降り注ぐ暁のオリオンを上品に表現して締めくくりました。
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時刻は5時33分、夜明け前のいい時間帯。月も見えます。
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水平線が焼けていき、次第にその色を失い始めてやがて太陽が出ると、
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強烈な光線を浴びたモルゲンロートが。これを見たかったんだけど、こんなに焼けるとは想像以上でした。季節的なものなのか空気の状態が影響してるのか、今日のモルゲンはとにかく凄かったです。
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ここでプチトラブル発生。嫁さんが体調がよくないので先に和佐又へ戻るといいパッキングを終えて出てきました。怪しい箇所として、脇ノ宿跡へ向けて下るところの谷道と、途中の標識のあった谷斜面の2ヶ所を地図で伝えて先に行かせました。アンニョンさんが先に片づけを終わられたので先行して頂き、その10分後に僕も後を追います。嫁さんが出発して30分後のことでした。

ここからは標準C.T.の半分くらいのペースでひたすら飛ばし、途中でアンニョンさんに追いつき、そして(北)小普賢岳直下で嫁さんに追いつきました。今日のルートは延々登りだったので嫁さんはペースが上がらなかったのが幸いしました。聞くと、案の定、脇ノ宿跡へ下るところで、道なりに別の谷につられて下りかけたところでおかしいことに気付き登り返したようです。自分で気付いてルート復帰出来たということで、今までただ後を付いてきてただけじゃなかったんだなぁと、成長した姿に少し嬉しくなりました。
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この後アンニョンさんは大普賢岳へ朝の景色を見に行かれ、僕たちは先に和佐又へ戻りました。
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奥駈道の斜面の紅葉は、色づきがいまいちに見えました。
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今回は、予定していた撮影をうまく好条件で行うことが出来ました。特に星景撮影においては心が震える会心の撮影が出来ました。欲を言えば雲海が出てくれればパーフェクトだったかな。。。大普賢岳を絡めた星景はとても撮り応えがあるので、この近辺にはまた訪れたいと思いますが、ここの覗は景色が変わらないのが唯一贅沢な悩みです。稲村ヶ岳が綺麗に抜ける場所が近くにあればもっと楽しめるのですが、どうもこの近くにはなさそうでした。その稲村ヶ岳の朝夕のドラマを昨年は撮れなかったので、この冬のターゲットにしたいと思います。

今回は、久々に大峰で最高の撮影行となりました。アンニョンさん、どうもありがとうございました。


◆ログ(アンニョンさんGPS)


◆C.T.
<10月18日(土)>
9:55 和佐又ヒュッテ
10:24 和佐又のコル
11:29 日本岳コル 11:33
12:12 石の鼻 12:26
13:17 大普賢岳~昼食 14:32
15:46 阿弥陀ヶ森
16:11 伯母谷覗

<10月19日(日)>
6:41 伯母谷覗
6:53 阿弥陀ヶ森
7:39 大普賢岳分岐
8:06 小普賢岳 8:10
8:18 石の鼻
8:26 日本岳のコル
9:05 和佐又のコル
9:20 和佐又ヒュッテ

◆気温
一日目 7~15℃
二日目 0~14℃

◆温泉
杉の湯
営業時間)11:00~16:00受付終了 ※2015/4/1以降は通常どおり14:00受付終了
料金)大人700円/小人400円
定休日)毎週水曜日
http://www.suginoyu.com/spa/spa.html
露天風呂の景色もよく、いいお湯でした。ホテルということで館内もとても綺麗でした。


撮影機材
EOS 6D
EF14mm F2.8LⅡ・USM
EF24-70mm F4L・IS・USM
TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD (A005)
Velbon シェルパアクティブ2
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| 大峰山系 | 17:56 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

COOPERさん、おはようございます。

青空の下で紅葉の輝きを楽しみ、
夕景から星空、朝景と完璧ですね!

星空はやはり天の川が入ると、
雰囲気が千倍良くなるように思えます。

紅葉は個人的には嵓の紅葉が大普賢らしくて好きです。
色々とハプニングもあった一泊二日の様でしたが、
結果良ければすべて吉、お疲れ様でした。

| ke-n | 2014/11/04 08:38 | URL |

Re: タイトルなし

ke-nさん、こんばんは。

紅葉から朝景まで、今回はうまくタイミングが合ってくれました。
なかなか珍しいことですよね。
天の川は自然に入れてしまいますが、
頼らなくても素敵な星景が撮れるよう精進したいと思います。

嵓の紅葉は僕も対比に惹かれますね。
見応えあるところが多いので山頂まででも十分楽しめますよね。
ハプニングは心配し過ぎたかもですが、山は注意し過ぎるくらいでちょうどいいと
思ってます。残念なのは、まさにモルゲンが当たった時だったので、
ここだけまともに撮影出来ませんでした。。。

| COOPER | 2014/11/05 01:44 | URL |

天の川♪

COOPERさん、こんにちは。

会心の1泊2日を満喫できましたね~。

天の川がすんばらしいですね~(笑)
僕は天の川を久しく見てないです・・・。

COOPERさんが「心震える」というだけありますね~。

奥さんも大事に至らず良かったです。



| climb like | 2014/11/05 17:45 | URL |

Re: 天の川♪

climb likeさん、こんばんは。

天の川ありがとうございます。
星は会心の撮影が出来ました。
タイミングが合ってくれるのはなかなかないですね。
久し振りにドキドキワクワクでした。

嫁さんは、方向音痴なので心配しましたが、
僕が思うより成長してたみたいで少々侮ってたようです。
姿を見つけた時はホッとしました。

| COOPER | 2014/11/05 19:42 | URL | ≫ EDIT

すばらしい星空ですねー!!伯母谷でテントか…メモしておこう(笑)
ぼくは今年は北アルプスで何度か星空チャレンジしましたがミラーレスで限界を感じて…中古でEOS6Dを購入しちゃいました。大峰山系での星空の撮影も考えているのですがWEBで検索してもあまり良い写真がないので条件的にあまりよくないのかな?なんて思ってたんですが、やはり良い時は良いんですね。

| あるパパ | 2014/11/17 16:54 | URL | ≫ EDIT

Re:

あるパパさん、こんにちは。

ありがとうございます。
北アルプスで星景撮影は画になる被写体が多くて楽しいですよね。
カメラは6Dいかれましたか!
軽くてスッキリしたボディは僕も気に入ってます。
大峰でも条件が良ければ十分楽しめると思いますよw

| COOPER | 2014/11/18 12:44 | URL | ≫ EDIT















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