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Prototype #1 / PL Filter for EF14mmF2.8L・Ⅱ・USM

2013_1101_16.jpg
とりあえずPrototype1号が出来ました。


EF14mmF2.8LⅡUSMは出目金レンズであるが故に花型フードがマウントされており、前面にフィルターが付けられません。LEEの角型フィルターはアダプターのケラレで不可、コッキンの角型フィルターのアダプターでも、Z-PROシリーズはPLフィルターがない為、X-PROシリーズ(PLフィルターが60,000円くらいで超高価!)になってしまいます。さすがに60,000円は出せないし、仮に付けたとしても背後の像が花型フィルターの隙間からフィルターに反射してセンサーに写り込んでしまいます(手持ちのハーフNDで確認したらしっかり写ってしまいました)。花型フードの隙間を黒のシートを貼って塞げば問題ないのでしょうが、扱いにも注意が必要だしフィルターを付けたまま山を歩けないので、やはり前面には不可という結論になりました。

となると、可能性は写真のマウント側フィルターホルダー内に入れ込む方法しかありません。
2013_1101_2.jpg

入れ込む方法として次の方法を考えました。

◆案1
PLフィルターを加工してフィルター自体をフィルター兼ホルダーにしてしまう。


・コッキンかLEEのフィルターをホルダーの外径と同じ径に円形に切りぬき、外周部分にはネジ固定穴を設ける。
・ネジ穴は、フィルターを回せるように周方向の長穴か、もしくは外端への長穴を10~20個定ピッチで切る。
・これなら富士フィルムのFUJI FILTER OPTICAL シートフィルターを挟み込んで一緒に使えるのでNDと両使い出来る。(厚み90μm)
・ただし撮影都度、ネジを緩めたり締めたりする作業が必要になる。

ケンコーやマルミのフィルターは厚みが分厚いので、レンズをカメラにセット出来ない恐れがあります。ミラーとの干渉も考えないといけません。(ライブビューならいいですが) 

そこで、LEEとコッキンを調べてみると約2mmほどの厚みで、ホルダーの約1mmに比べると分厚いですが試してみる価値は有りそうです。HPで調べた材質はCR39という材質で眼鏡のレンズに使用されている素材です。これを加工出来る業者を探してみると、眼鏡加工が盛んな鯖江に対応頂ける業者が数社見つかり、早速フィルターをゲットして発送しました。ところが、業者からこの材質がCR39ではなく硝子なので加工不可という連絡がありました。透明のCR39でカットサンプルまで作って頂いたのに申し訳なかったです。ちなみにこの2mm厚のカットサンプルだと、ミラーと干渉してしまった為、ライブビュー撮影のみ可能でした。

次の手として硝子加工屋を探そうかと思っていたら、あることに気付きました。カメラのフィルターを加工するのではなく、偏光板を探してはどうかと。そんなもの売ってるのか知りませんでしたが、ネットで探すとこれまた数社見つかり、そのうちの1社は円偏光板を販売していることが分かりました(株式会社美舘イメージング)。材質は樹脂製でしかも厚みは約0.30mm。先ほどの眼鏡レンズ加工業者に連絡して加工をお願いしようかと思いましたが、デザインカッターやハサミでも切れるとのことなので、まずは自分で加工してみることに。そして、とりあえず円偏光板を発注し、到着した現物を眺めていたら次の案2を思いつきました。そういえば、この案は最初にも思いついた案ですが、コッキンやLEEが約2mmと分厚かったことから案1に執着してすっかり頭から抜けていました。下の写真は届いた円偏光板です。思ったより湾曲してます。実際使ってみて写真に影響するのか確認してみよう。
2013_1101_5.jpg

◆案2
挟み込みPLフィルターを作製する。


これはFUJI FILTER OPTICAL シートフィルターと同じ要領でホルダーに挟み込むPLフィルターを作製する案です。FUJIのシートフィルターにPLがあればよかったのですが…。挟み込む部分の形状を確認しようとホルダーを外すと、写真のようになっていることを確認出来ました。円形に切れば何とか回せそうかな。
2013_1101_1.jpg

円形にカットするのにOLFAコンパスカッターとハサミを使いました。カットの仕上がりは綺麗ではないですが、ハサミで切っても端部の反りはほとんど確認出来ず、見た目は使えそうなレベルと思います。下の写真はホルダーへ差し込んだ状態です。裏表があります。
2013_1101_8.jpg

覘いてみたら、ディスプレイの反射が写っているのが見えました。フィルターの縁を少し回してみます。
2013_1101_7.jpg

すると、反射が取れる箇所がちゃんと出てきました。見た感じは普通のPLと同じです。思ったよりすんなり回ってくれました。実際に使う時は、このように先にレンズを覘いて反射の程度を確認してからカメラにセットすることになります。なので、写真のようにマウントの接点(金色)をカメラと同じ下側にした状態でこの操作を行います。アングルや撮影位置ごとにこれをしないといけないと思うとちょっと辛いですが、PLが付かなかったことを考えると大きな進歩ではないでしょうか。
2013_1101_9.jpg

PLについては、これで一度フィールドテストをしてみようと思います。来週の熊野撮影&橋杭ライトアップ撮影で試してみたいですが、使うかどうかは状況次第。

次に、FUJI FILTER OPTICALのNDフィルターもカットしておきます。
2013_1101_11.jpg

約3段減です。
2013_1101_3.jpg

PLの上から装着してみました。両方使う時は先にPL回してからND装着、かな。装着感がきつかったのでネジをちょっと緩めてます。何とか両方使えそうです。
2013_1101_10.jpg

カットした2つのフィルター。
2013_1101_12.jpg

最後に工作風景。工作はホンマに苦手です。。。
2013_1101_4.jpg

サクッと回してあっさり反射OFF!的な普通のPLフィルターを有難く感じさせてくれる、そんな工作でした。今週末に使ってみて不満な点や別案が思いついたら改良したいと思います。うまくいってほしいです。


~撮影機材~
 EOS 6D
 EOS M
 EF14mm F2.8LⅡ USM
 EF-M 22mm F2 IS STM

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COMMENT

COOPERさん、おはようございます。

魚眼のPLフィルターは諦めていましたが、
こんな方法もあるのですね。
普段の撮影ではPLの効かせ具合の調整にレンズを外すという手間がかかるため、
常に装着しておくというのは…ですが、
いざという時に、「使える」というのは心強いですね。

熊野撮影、楽しんでこられて下さい。

| ke-n | 2013/11/01 08:47 | URL |

Re: タイトルなし

ke-nさん、こんばんは。

SIGMAの魚眼もリアに同じゼラチンフィルター用ホルダーがありますね。
是非試してみて下さい。
EF14mmもホルダーが付いてることは確認していましたが、
買ってから何とか出来るかなと漠然とした感じでした。
撮影は恐らくかなり手間になるので、使わなくなるような
気がしてますが、使える機能があるに越したことはないですね。

熊野楽しんできますw

| COOPER | 2013/11/01 20:34 | URL |

大人の趣味!!

COOPERさん、おはようございます。

工作お疲れ様です。
こんな風にPLフィルターを作れるんですね。

最後の工作の風景がいかにも‘大人の趣味‘で好きです。

| climb like | 2013/11/02 05:54 | URL |

Re: 大人の趣味!!

climb likeさん、こんばんは。

国内、海外のサイトで探しましたが前例が見つからなかったので、
自分であれこれと考えて何とか出来たって感じです。
大人の趣味、いい響きですねw

| COOPER | 2013/11/02 23:48 | URL |















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