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御池岳 DAY1

2013年2月23日(土)~2013年2月24日(日)DAY1
山口ゲート~コグルミ谷手前尾根~約八合目
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初めての鈴鹿山系。見事に洗礼を受けました。。。


2月23日(土)

前週の桧塚奥峰の素晴らしい景色が余韻に残ったまま、次はclimb likeさんと御池岳に挑戦に行ってきました。

7時頃に自宅を出発し、国道306号の山口ゲートに向かいます。高速代が気になり、西名阪とどっちにしようか迷いましたが、結局楽な名神で行きました。第二阪和高石-第二京阪-京滋バイパス-名神と入り、伊吹の手前あたりから降雪があり速度規制が。関ヶ原を降り、ゲート前に着いたのは9時15分くらいでした。

likeさんはすでに到着しており、降雪の中、準備をされていました。そして、もう一人見覚えのある方が…。誰だっけ…。少し考えた後、昨年7月に熊渡から狼平の間でお会いした山ちゃんさんだと分かりました。今日は花の様子をチェックしに来られたようですが、林道の雪の多さと降雪の為、別の山へ向かわれました。

少しだけですが以前に山ちゃんさんと一緒に歩いた時の感覚として、山ちゃんさんは恐らくアンニョンさんと互角であろうほどの健脚者でした。レポを拝見すると、八方尾根~唐松岳~五竜岳~遠見尾根や、蝶ヶ岳~常念岳の周回をそれぞれ日帰りで歩かれるレベルです。そしてこの方もお花が好きな方で、アンニョンさんと共通しています。この日の再会はほんの数分の会話でしたが、前週に続いての再会劇に嬉しくなりましたw

さて、今回の御池岳ですが、鈴鹿山系自体が初めてだった僕は、御池岳経験者のlikeさんに山行計画のほぼ全てを委ねました。もちろん1/25000地図、山と高原地図(コピー!)、コンパスは持参し、途中で久しぶりに読図もしましたが、ほとんどがおんぶにだっこ状態でした。。。likeさん、ほんとに色々とありがとうございました。ただ、likeさんは雪山でのテン泊が初めてとのことでしたので、その点では僕の方が少し余裕を持って歩けるかな。。。

準備を済ませ、9時50分、白に染まった林道に足を踏み入れます。今思えば、今日の雪のコンディションでこの出発時間はちょっと遅すぎましたね。

駐車地からすぐの地点にある通行止めのゲート。気温は0~2℃ほどで温かいです。
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clime likeさん提供


林道開始からいきなり足首上くらいまで完全に埋まる程度のラッセル。(って言うレベルじゃないかな?) 交代しながら歩き続けましたが、どんどん深くなり、ついに浮遊具を装着します。likeさんはスノーシューですが、僕は持っていないのでワカンでチャレンジします。
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林道崩壊地、
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を通過中の僕w
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climb likeさん提供


likeさん浮かんでますね~w 羨ましく眺めながら歩いていました、この時点では。
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雪と格闘すること2時間20分。コグルミ谷に到着しました。谷に少し入るとかなり難しそうな雰囲気が漂っていたので、ほんとにココですか?と聞くと、likeさんも気になっていたようでヤマレコから落としたログをGPSで確認されていたところで、少し行き過ぎていることが分かりました。しかし、この時点で12時を回ってましたので、先に昼食をとることにしました。
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今日はlikeさんが差し入れを持ってきてくれました。どれも美味しく頂きました、ありがとうございました。
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12時40分、少し手前に戻り鉄の階段に埋まった雪を登っていきます。僕たちが駐車地を出発する時、ソロの方が到着して準備されていましたが、僕たちが昼食中にこの階段を登って行かれました。なので、ここからはラッセルを交代となりトレースをアテにできます(^^)
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階段を登るlikeさん。スノーシューと荷物が苦しそうで、登り切ったところでアイゼンに交換されていました。
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雪はどんどん深くなり、ワカンなしではとても辛い状態になってきました。数日前から今日まで降った新雪が僕たちを苦しめます。標高はこれでもまだ700mほどです。likeさんはザックの重量が22kgと重く、アイゼンなので余計に辛そうです。スノーシューはヒールリフトのないタイプなのでどうも取り回しが辛いようで、この時点でも再装着はされませんでした。

僕の総重量はと言うと、今回は15.5kgまで削れました。そのうち2kgは斜めがけしているカメラを含めていますので、ザックは実質13.5kg。雪深いラッセルは確かにしんどかったですが、重量としては、今までの雪中テン泊で最も軽量となりました。取り付きの階段から終始先行しましたが、やはり重量が軽いためか、はたまたワカンが効いたのか、僕はそれほど苦労せずに登ることが出来ました。今回の装備計画はなかなかうまくいき、概ね必要にして十分な装備に絞れたのではないかと思います。今後に繋がる手応えを得ました。

そして、途中で少し撮影をしましたが、天候がどうにもな感じで、白と茶色の写真ばかりになってしまいました。。。
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この辺りから興味深い植生が現れます。ブナとヒメシャラ意外は名前がよく分からないのですが、雰囲気はとても気に入りました。
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本尾根に乗っかって少し進んだところで休憩します。時刻はすでに14時20分です。気温は-6℃。
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climb likeさん提供


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15時00分。カタクリ峠に到着です。深い雪を5時間歩くとさすがに疲れてきます。likeさんがバテ気味な様子で少々長めの休憩を取ります。
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ココは天ヶ平とも呼ぶようですね。
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まだ六合目かと、この看板を見て愕然としました。この雪の量にこのペースだったので、僕は先ほどの休憩地点で登頂は無理だと悟っていましたが、それでも僕たちはテーブルランドでテントを張る望みを捨て切れずに、お互い諦めの言葉を出さずにとにかく前に進みました。
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カタクリ峠から少し進み、15時35分、七合目に到着しました。
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ここから、真ノ谷からのルートとの出会いまで急斜面に入ります。ココは今回の山行で僕は一番きつかったところで、先行者のスノーシューのトレースなど関係なくそこからさらにズボる状況でした。場所によっては目の高さに雪が迫り、とにかく掘って踏んで掘って踏んでを繰り返す箇所が数箇所だけありました。
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この急坂で、likeさんはさらにペースが落ち、途中でスノーシューを装着されていましたが、本当に辛そうでした。そして、僕がリミットと決めていた16時を回りましたので、この辺りでテントを張ることを申し出ました。
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僕は先にこの急斜面をクリアし、テン泊適地を探しに行きました。真ノ谷からの合流地点から右に折れ、しばらく平坦な登りを過ぎるとコルに出ますが、その手前に木々に囲まれ風も少なく平らな広いスペースを発見したので、今日はここに泊まることにしました。
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コルも平坦でよかったのですが、やはり風の通り道だったのでパスしました。
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先に整地してlikeさんを迎えます。途中からlikeさんも合流し、18時前、ようやくテントで休むことが出来ました。
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clime likeさん提供


テントは今日もフロアレスを試しました。前回桧塚奥峰で成功しているので、今日はインナーテントを家に置いてきました。最悪はlikeさんのエアライズに入り込む魂胆でw 今回は新雪が柔らかくてペグを埋めにくく、フロアとの隙間も埋めにくかったです。途中で諦めて隙間が結構開いてしまいました。なので前回よりも雪の入り込みが多かったですが、僕はそれほど気になりませんでしたw

今回は手持ちの水の量をアクエリ500ml+サーモスのお湯600ml程度に抑えましたので、雪を融かす作業がいつもより多くなりちょっと面倒でした。その分ガスも余分に持ってきましたので、結果的には成功だったかな。夕食はlikeさんのキムチ鍋に対し、僕はカップヌードルリフィルと天野フーズの中華丼をアルファ米で食べました。食後はチップスターとSTARBUCKS VIA コロンビアで贅沢な時間を過ごしました(^^) なかなかパンチのあるコーヒーですがドリップによく似た感じで僕は好みでした。次は無難なイタリアンローストを試す予定ですw
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予報では明日は確実に晴れ間は期待出来ないので、夜の撮影をしておきます。が、外に出たものの雲は抜けてくれず、結局数枚撮って終わりました。そして三脚はまたまた凍ってしまいローアングルとなりました。。。
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明日、天気悪そうですがどうしますか?とlikeさんに聞くと、せっかく来たので狙いましょう、とのこと。今日疲れたからてっきり明日は諦めて下山かなと思いましたが、俄然やる気が出てきましたw


つづく


撮影機材
CANON EOS 7D
CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5USM
SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM


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COMMENT

COOPERさん、おはようございます。

昨日、御池岳のお隣の山に登ってきました。

しかしすごい積雪ですね。
like隊長のバテバテ状態を見たかったですが、
とても僕はそこまでも行けそうにありません。

わかん、スノーシュー、アイゼン、ズボズボの斜面を登りやすいのは
どれが一番なのでしょう?
僕は慣れてないせいか、わかんだとふくらはぎが攣りそうになってきます。

| ke-n | 2013/03/07 09:18 | URL |

ke-nさん、こんにちは。

昨日は藤原岳でしたか。
今年は僕もテン泊でのんびり福寿草を見に行きたいと思っています。
タイミングが合えばですが。

積雪はなかなかのものでした。
隊長は雪というより重量と格闘している感じでした。
ke-nさんも来年どうですか?(^^ )

ワカンとスノーシューは僕もよくわかりませんが、
今回のような急登ではワカンが有利なように思いました。
スノーシューもヒールリフターやフレームのギザギザなどの有無でかなり結果が違ってくると思います。
来年はLightningAscent22か女性用で小回りの効きそうなのを狙ってますw

| COOPER | 2013/03/07 12:47 | URL |

重い!!

COOPERさん、こんばんは。

7合目過ぎ辺りが一番きつかったです。
スノーシューが滑るし、ザックは重いし、急登だし・・・。
もっと軽量と鍛えないといけませんね。

総合力ではわかんが結構使えると思いますよ。
軽いし、取り回しもいいし、
雪が深いと大変ですが・・・。
今回はわかんが羨ましかった!!

僕も来年御池リベンジでLightningAscent22が良いなぁと思ってます。

| climb like | 2013/03/07 19:49 | URL |

続編が早く読みたい・・・。。

| 段平 | 2013/03/07 20:27 | URL |

Re: 重い!!

climb likeさん、こんばんは。

7合目の先はほんとにキツかったですね。
僕はこの急登だけで3ヶ所ほど苦戦したところがありました。

先行者のトレースはスノーシューであまり沈んでなかったので、
やはり種類にもよりそうですね。
ただ僕も1日目はワカンに軍配が上がったと思いますw

来年、是非アンニョンさんを連れてリベンジ行きましょう!
先日すでに伝えましたので(^^)

| COOPER | 2013/03/07 22:20 | URL |

 こんばんは。

 すごい雪ですね。これだけ深い雪だと登るのも
通常の何倍も時間がかかって体力も使うんでしょうね。
気温だけではなく過酷なことが多いですが、それだけに
登りきった時の達成感は何とも言えないものがあるで
しょうね。

| Ace | 2013/03/07 22:52 | URL |

Re: タイトルなし

段平さん、こんばんは。

嬉しいお言葉ありがとうございます。
もうしばらくお待ちくださいw

| COOPER | 2013/03/07 23:06 | URL |

Re: タイトルなし

Aceさん、こんばんは。

正味、取り付きから上は無積雪期CTの倍ちょっと掛かりました。
でも、すごくしんどいのにラッセルしてる時は楽し~って叫んでましたw
ラッセルが恋しくなる人の気持ちが少し分かったような気がしますが、
変態の域には達しないようにしたいと思います(^^)

| COOPER | 2013/03/07 23:14 | URL |















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