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金剛山・大峰山系の四季を EOS 6D / MでSHOT!

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北アルプス縦走DAY1 ~燕岳~

2011年7月16日(土)~2011年7月18日(月) DAY1
燕岳 中房温泉ルート

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雄姿現る…




いよいよ夏山シーズンに突入!
今年こそは槍の眺望が見続けられる燕岳~常念岳への縦走路を歩くと決め、準備を進めてきた。
数週間前、夏山直前での腰痛に焦ったが、整骨院へのマメな通院の甲斐あり
3日ほど前には完全に復調していた。
染井さんには約6年前にもお世話になったがあのテープ療法とバランス調整は本当に効く。
今後も膝の調整を兼ねてお世話になるだろう。

万全の態勢で、金曜日の仕事を無事18時過ぎに終え、自宅で嫁さんをピックアップして
100円高速から近畿道、第2京阪経由で名神に乗る。


9:30頃、多賀SAで夕食。
僕は味噌カツ定食で、嫁さんは親子丼とうどんのセット。
途中、運転を代わってくれたり、珈琲で眠気を抑えながら
1時半頃に豊科インター、2時過ぎに穂高駅付近に到着。

南安タクシーの登山専用駐車場を見つけるのにかなり探したが、
結局HPに書いていた通り、穂高駅の前の道を南に行き突き当りを
左折してすぐ右の道に入る。その突き当りが駐車場。
3時前に着き、しばし睡眠をとる。
この時間、既にたくさんの車が停まっており、次回の到着必須時刻の参考になった。
みなさんも燕岳だろう。

AM4時前に起床し、乗り合いバスの始発に乗るため準備を始める。
あいにく空はかなり曇っていて雨が降りそうな雰囲気。
出来れば降ってほしくないが、山の天気なのでこればっかりはどうにもならない。
ここまで来たので雨でも当然登るつもりだったがやっぱり晴れの中で歩きたいものだ。

他に目をやると、丁度後ろの車が奈良ナンバーだったのでちょっと親しみが湧いたが、
相変わらずの人見知りなので軽く挨拶だけした。
間近の北アルプスに高ぶり始めた感情を、関西弁同士の挨拶が落ち着かせてくれた。

準備を終えて、乗り合いバスを待つ列に並ぶ。
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駐車場を出発し1時間ほどで中房温泉登山口に到着。
凄い数の人が既にウォーミングアップをしながらのんびりしていた。
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ストレッチを入念に行い、6時過ぎに登り始める。
ザックは数日前に購入したおNEWのモンベル・アルパインパック60。
今まで40Lのザックに詰め詰め&外付けで凌いできたが、一眼のレンズも増えたし、
2泊3日だし、さすがに40Lではキツイということで急遽新調することにした。

そんなわけで今日は約18kgを担いで登り始める。
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見上げると木々の隙間から青空が見えている。
登る前、曇っていたので今日は晴天を望めないと鷹をくくっていただけに、嬉しい誤算であった。
まあ、天気予報通りなので当たり前といえばそれまでだが。
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6:30ごろ、逆光が優しく木々の緑を射す。
ちょっと大峰ちっくな感じのところだ。

登山道はかなり整備されて歩き易い印象で、
登りがまあまあしんどいが、まだ息が切れるほどではない。
登り始めなので30分おきに少し立ち休憩しながら登っていく。
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6時55分ごろ、第1ベンチに到着。
水場で1L補給しておいた。
合戦小屋でも水分が補給できるので、スポーツ飲料500mlがなくなっても
この1Lがあれば安心だ。
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水場はここから少し裏に下ったところにあった。
他に休憩している人は誰も汲みに来なかったが、水は透明でとても綺麗。
少し飲んでみるとまろやかで美味しかった。そして手が凍るほど冷たい。
気持ちよさそうなので首に巻いていたひんやりタオルを濡らして、
頭に掛かるようにタオルを絞った。
すごく気持ちいい。
登りの汗で暑くなってきてたので完全に体力が回復した気がした。

このひんやりタオルは今日の為に新調したもの。
僕は熱射病になりやすい体質なので、首をUVカット&ひんやり低温で保護し
熱射病にならないか検証するのが目的。
AQUAクールタオルという品名のひんやりタオルで、4時間持続するのが
うたい文句になっている。濡らしたタオルを絞り、タオルに残った水分が蒸発することで
首の体温も奪われるような説明書きがあった。このタオル、衣類に触れても、
衣類が全く濡れない。水分が逃げにくい構造なんだろうか、この点は非常に
よく出来ていると思う。1個1,000円弱なので少々高めな感はあるが、
損した気にはならない程度の価格設定だと思う。
僕にとってはこれで熱射病が防げれば全然安い買い物だ。
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休憩を終え、登り出して30分後に第2ベンチに到着。
ここまではいいペース。
休憩中、いい感じのダケカンバ?を発見。
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再び歩き始め、大峰ちっくPart2。
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AM8時に第3ベンチに到着。少し休みUVスプレーを塗り直して再出発。
重いザックが徐々に効いてくる。
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標高が高くなり、雄大な景色が現れ始める。疲れてきた体が癒されていく。
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8時50分頃。富士見ベンチ。
この辺りから休憩が増え、CTを超え始める。
標高が2,000mを超える辺りからだろうか、急に息切れが激しくなった。
登りながら空気が薄いのを感じていたので、やっぱりそういうことなんだろう。
1年ぶりに感じるこの感覚は少し苦しかった。
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アルペンちっくな景観が姿を現した。立ち止って興奮を味わう。
誰かが大天井岳方面だといっているのでたぶんそうなんだろう。
地図的にはそっちの方だと思うがどの山かはよくわからない。
歩いては立ち止り、また歩いては立ち止り、無意識に向こうの山を何度も見てしまう。
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9時30分ごろ、ようやく合戦小屋に到着。
20分ほど休憩することにした。
その気があれば食べる予定にしていたスイカを食べることに。
水分補給も兼ねたスイカは、疲れていたせいかその甘さに頬が緩みっぱなしだ。
もっとゆっくりしたいところだったが、あと少し頑張れば燕岳だから
ポカリスエットを購入して、最後の登りに取りかかった。
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10時10分ごろ、合戦沢ノ頭あたりに差し掛かったところで突然槍の穂先が!!
テンションは一気にピークに達する。
その姿に癒されて疲れが回復したような錯覚に陥る。
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燕山荘がチラっと見えた。
たぶんここからがまだ長いので、微妙な気分。
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実際まだ2kmもある。
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ウラジロナナカマド。
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チングルマ
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高山植物の撮影風景
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IXY930IS

11時。燕山荘が近づいてきたが、左ふくらはぎがつり始める。
左足を後方に送り切るタイミングでつりかける。
後方に送る位置を浅めにして、右足に負担を掛けながらなんとか休憩しもって進んでいく。
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シナノキンバイ
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いかにも花知ってる的な感じだが、実はこの本の受け売り。

『ポケット図鑑「日本の高山植物400」新井和也著』

写真が多く掲載されていて、説明文が分かりやすいので花の特定に非常に役に立つ。
高山植物を楽しむ僕のバイブルである。

左足に加えて右足もつりそうな状態でちょっとした岩の危険個所もなんとかクリアし、
中休憩をとる。ポカリにウィダーインクッキーみたいなエナジーバーを押し込む。
ストレッチを入念にして気合いを入れ直し、あと少しの登りを歩く。
ここ合戦尾根はアルプス3大急登の一つ。
正直、金剛山や大峰にもっと急な坂はあるし、そんなに急だとは思わなかった。
坂の斜度ではなく、長い距離の急坂が続くのと、小屋が遠くから見えてしまうのと、
空気が薄いのが苦しくさせている要因ではないかと思った。
実際、確かに長い急坂が延々続いているような感覚は感じたので、
3大急登に選ばれているだけのことはあると思った。

そこから15分ほど歩くとカラフルなテントが飛び込んできた!
CTを既に1時間ほど超えていたし、テン泊装備の登山家たちがグングン抜いていったので
テン場が空いてるか心配になったが、何とか張る場所は空いてそうな雰囲気。
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11時30分ごろに燕山荘テン場に到着。
アルプスのテント泊は初めてなので勝手がわからず小屋に行って聞いてみる。
先にテントを張ってからもう一度来て欲しいとのこと。
急いで場所取りに戻るがスペースがほとんど空いていない。
ちょっとTELで聞いておけばよかったものを…。リサーチ不足だった。
空いている場所といえば雪渓の上だけ。
仕方なく雪渓を整地しテントを張るが、これが後々正解だったことになる。

嫁さんとサクっとテントを張り、今がすごく景色が綺麗なので、
ガスってしまう前に少し景色を堪能する。
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ミヤマキンバイ
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景色を楽しんだ後、燕山荘に行きテントの受付をする。
そのまま燕山荘で昼食を取り、ゆっくり過ごした。
二人とも、燕山荘90周年記念メニュー「ビーフシチューセット」にした。
サラダと御飯がセットで1,200円!
チューハイ氷結グレフル300円?350円?を一缶。
大好きな氷結グレフルとこんなにおいしい御飯が山の上で食べられるなんてそれだけで幸せだ。

売店では、バッヂを購入したが、悩んで結局買わなかったバンダナは買っておくべきだったと後悔した。
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燕岳は後で適当に登ることにした。
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テントに戻ってゆっくりしたかったが、中が暑くてとても居てられない。
他の方も外に出て日陰で涼んでいる。
今日は風も雲も少ない快晴なので、容赦ない日差しが腕をガンガン射す。
日陰があまりなかったので試しにテントに入り寝転んでみると、
床下の雪渓が冷たくてかなり気持ちいい。
シュラフマットを敷かずに寝ると、グランドシート越しに直接冷たさが伝わり、
ひんやりしていて涼むには丁度イイ感じ。
ただ、上からの日差しが予想以上に強く、テント内に居るのが段々辛くなってくる。
右に転がり、左に転がりしていたが耐えられなくなり、テントを出る。
嫁さんはまだゆっくりしているようなので、再度撮影に出掛けた。
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燕山荘に立ち寄り、明日の常念岳までの登山道情報を聞いたが、
今日の燕岳までの登りより縦走の方が平地に近い道なので楽とのこと。
重いザックで右肩が痛みを発していたので、明日はそのまま下山するか
縦走するか迷っていた。しかし、この言葉で気持ちはほとんど縦走に傾いた。
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テントに戻ると嫁さんがお腹が痛いと訴えてきた。
薬を飲んだら収まったようだが、万全を期して燕岳は明日登ることにした。
明日は天候が不安だが、今から一人で登っても面白くないので
嫁さんの体調を優先しゆっくりすることにした。
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夕食はチーズもち雑炊を食べ、その後、横になると長かった1日目がようやく終わった。

1日目は快晴だったので展望がとてもきいて最高だった。
明日は晴れるだろうか。
DAY2へ続く



撮影機材
EOS 7D
IXY930IS
SIGMA 17-70mm F2.8-4 MACRO HSM
TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD (A005)

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