赤井谷
当初、宇無ノ川へ沢歩きに行く予定でしたが、台風11号の被害により沢が土砂に埋もれてしまいましたので、予定を変更し、その近辺ということで赤井谷経由で釈迦ヶ岳を目指すことになりました。宇無ノ川は以前から一度歩きたいと思っていたのでとても残念です。昨年歩けなかったことが悔やまれました。
今回は、ke-nさん、express55さん、narakumaさん、嫁さんの5人で向かいました。narakumaさん(フォトクラブ大峰所属)とは初対面かと思いきや、なんと昨年冬の観音峯登山ですれ違った際に「アンニョンさんですか?」と声を掛けて頂いた方で、2度目のご対面となりました。
この赤井谷も以前から歩きたかったルートなのでとても楽しみにしていました。赤井谷はほんみち教さんの許可が必要なので、ke-nさんが事前に連絡をしてくれました。
峠の登山口へ向かう途中。ちょうどいい光が入ったので車を停めてプチ撮影会。

登山口付近まで上がると、雲海も見れて滑り出しは上々。

峠の登山口をスタートし、途中、ある尾根を下っていくと赤井谷に出ます。ヤマレコで幾つか参考にさせて頂いたログはかなり激下りのルートでした。しかし、ke-nさんが調べられたルートはそれほど激下りではなく、踏み跡のあるちょっと急な下りといった感じだったので、そのルートを下りました。narakumaさんは体調が思わしくないとのことで、通常のルートで釈迦ヶ岳へ向かわれました。




手つかずの森という言葉がよく似合う森です。


ke-nさんに続いて皆が撮影した一枚。

1時間40分ほどでようやく赤井谷に入渓。

基本的には、沢沿いの登山道を歩きますが、何度か渡渉も強いられます。

苔が特に綺麗で、どこかの庭園のような景色もしばしば。






青空が出てきましたが、今日は午後から下り坂。急がねばと思いつつも、手つかずの森を素通り出来ず、撮影しながらのハイクが続きます。

途中からはこの水色のマーキングを追って行きます。

木の生命力の凄さを感じて。


一休みのつもりが根付いてしまったヒメシャラ。

名物の小滝もとても綺麗。いつものように靴を脱いで足をクールダウンさせます。





対岸に見える草原は峠の登山口からの一般ルート。まだまだ標高差があるように見えます。



最後の激登りを終え深仙ノ宿に着くと、釈迦ヶ岳を登られたnarakumaさんが待っていてくれました。

僕たちはここで昼食です。今日は卵焼き、焼き米、豚角煮です。

焼き米のお湯200mlは固形燃料で沸かします。4g×1個で沸きました。このコッヘルはULハイカーでは定番だそうなエバニューのチタンマグポット500です。容量550mlで75gとかなり軽量なクッカーです。

フレーク状の玄米焼き米。60gに対してお湯200mlで戻しました。

ke-nさんはお好み焼きと焼きそばでした。フライパン初投入おめでとうございます(^^)

豚角煮はちょっと余分でした。焼き米60gだけでもしっかりお腹が満たされました。焼き米は中華丼の素を混ぜましたがちょっと好みではなかったです。最近たまに朝食で焼き米を食べますが、オーソドックスなお茶漬けの素(梅)が一番合うと思います。


大日山

雷がゴロゴロいい出したので、釈迦ヶ岳には登らずに千丈平経由で下山することに。






ユーロシルムのシルバー。晴雨兼用ということで、日傘の性能を早速チェックしたところ、木陰にいるような涼しさ!この後、太陽が出てから特にその効果を感じました。衝撃的なこの性能の虜になってしまい、これからは必須アイテムになりそうです。


15時過ぎ、雷に合わず無事下山しました。

そして、風庵へ。いつもながら美味でした。

絶妙な量の蕎麦つゆにトロトロの蕎麦湯をIN!至福の時間でした。

赤井谷は、水も綺麗ですがそれ以上に苔の美しさが強く印象に残るルートでした。紅葉も良いらしいので、また訪れたいです。
ユーロシルムの傘や固形燃料など、初投入のギアもチェック出来、満足のいく山行となりました。
ke-nさん、express55さん、narakumaさん、どうもありがとうございました。
撮影機材
EF14mm F2.8LⅡ・USM
EF24-70mm F4L・IS・USM
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| 大峰山系 | 00:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑