山上ヶ岳、稲村ヶ岳
前週の小笹宿で山上ヶ岳の再訪を決め、翌週、再び山上ヶ岳の紅葉を撮りに行くことにした。今回は稲村ヶ岳まで回る予定だが、1時間ほど寝坊してスタートが遅れた。最悪、レンゲ辻で下ることも想定して天川村へと向かった。
コンビニF(大淀下渕店)にて。指をくわえて朝焼けを見守る。そして、コンビニ内であの小笹宿の水採り青年とバッタリ!今日も水採りに行かれるようで、なんとカブで来られていた。気温が低かったので、さぞ寒かったことだろう。では後ほど、と一旦別れた。
登山道に届く朝の光が心地よかったが、この光は予報通りに失われていくことになる。
この週は少し冷え込みがあったので、1週間前とは色付きが明らかに違っていた。
洞辻茶屋に近づくと赤が増していき、徐々にカメラを出す時間が多くなってくる。
洞辻茶屋の向かいの斜面は先週よりいい感じ。
洞辻茶屋に着くと、小笹宿の水採り青年が登ってこられた。少し話をして先を急がれた。
洞辻茶屋を過ぎ五番関方面を見ると、斜面はまだ色付き始めな感じ。
だらにすけの先は今日も巻き道だ。その巻き道で、COOPERさんですか?と声を掛けて頂く。先日コメント頂いたニックさんだった。山の話を少しさせて頂きお別れした。山域が同じ大峰なのでまたお会い出来るかな。
西の覗対面の岩峰は、紅葉がとても綺麗だった。
鐘掛岩に寄り道してみると、洞辻茶屋方面の景色が広がった。こっちの見頃は来週以降かな。
さっきの岩峰を西の覗から望む。向こう側からの方が紅葉は綺麗だ。
覗の谷もそろそろいい感じになってきた。
山頂からは、稲村ヶ岳奥の霞んだ山並みが綺麗だった。
弥山・八経ヶ岳。今年はあまり来なかったので、この冬は何度か来よう。
日本岩に着くと、レンゲ辻へ続く斜面がとても綺麗だった。
11時を過ぎているが、行動食を食べながらのんびり紅葉を堪能。雨がぱらつき始めたので、そろそろあの尾根に突入していくか。
斜面の紅葉と、稲村ヶ岳、弥山・八経ヶ岳を眺められるなんて、贅沢な尾根だ。
上から見たら普通の小ピークだったのに、標高を下げて見上げると全く違うピークに見えた。
そのレンゲ辻の向かいのピークは特徴的な尖峰で、お気に入りになった。今までなぜ気付かなかったのか、今日この道を歩いて良かった。
足場の狭い岩場からお気に入りとなったピークを眺める。なかなかの絶景だ。
紅葉に誘われる深い谷の先には弥山・八経ヶ岳。旅情をそそる景色。
お気に入りの尖峰をのんびり撮影しレンゲ辻に到着。清浄大橋へ戻らないといけないので、このまま下っても良かったが、とりあえず稲村小屋までもう少し紅葉を楽しむことにした。
黒部の水平歩道を彷彿とさせる登山道。
この区間も自然林が多く紅葉が綺麗だ。気になった場所で撮影に没頭していたら、枚方の水採り青年が小笹宿から戻って来られてまたまた再会となった。これだけの回数会ったのだから、もうこれは縁があったということなのだろう。ここから少し同行し、稲村小屋でお昼をご一緒することにした。
昼食は朝のコンビニFでゲットした冷凍炒飯。超楽ちんだ。枚方の青年Uさんとしばしご一緒させて頂き、お名前も伺いFB友達になった。ここで、先ほどと別の方からもしかしてCOOPERさんですか?最近大峰歩かれてますか?と。山で声をかけて頂くのはとても嬉しい限りm(__)m これを機に、滞っていた記事のUPに励むことに。そしてUさんとはここでお別れとなった。僕もこのまま下山するつもりだっけど、大日山とキレットの紅葉だけ見てから下山することにした。
ヤマレコで有名なゴリラ。紅葉がとてもいい感じだ。
大日山は赤が目立ってちょうど見頃。来てよかった。
トラバースも綺麗でよそ見してしまう。
険しい谷を彩る鮮やかな紅葉が素晴らしかった。今日一番だったかもしれない。
大日山を展望出来る場所まで登り、今日はここまでとした。山頂まであと10分ほどだったけど、行かなくてももう満足した。
再びキレット、超広角で。
トラバースはよそ見厳禁。
紅葉真新しい落ち葉の上を歩きながら、稲村道を下山。
崩壊地もよそ見NG、ゆっくり通過した。小屋を出たのが15時を回っていたので軽めにランした。
母公堂に着くと雨が降り出したので休まず走り、清浄大橋に戻ったところでいよいよ本降りとなった。稲村小屋からは1時間ほどで駐車場まで戻って来れた。
10月に通った山上ヶ岳。色付き始めの淡い紅葉、ガスのオオイタヤメイゲツ、太陽に輝く紅葉など、紅葉の進行に合わせてその時々の素晴らしい被写体に出会うことが出来たように思う。欲を言えば、本週は太陽をもうちょっと欲しかったかな。山上ヶ岳の紅葉撮影は一旦これで終了となるが、これから標高を下げてもう少し紅葉を楽しみたい。
そして、いつも当blogをご覧頂いている皆さまには感謝いたします。山歩きや写真撮影の参考になっていれば幸いです。
◆GPSログ(HOLUX M-241)
◆C.T.
7:07 清浄大橋
8:41 洞辻茶屋 9:00
10:34 山上ヶ岳 11:50
12:28 レンゲ辻
13:19 稲村小屋 13:40
14:34 大日キレット 14:47
15:02 稲村小屋
15:36 法力峠
16:00 母公堂
16:15 清浄大橋
撮影機材
EOS 6D
EF14mm F2.8LⅡ・USM
EF24-70mm F4L・IS・USM
TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD (A005)
Velbon シェルパアクティブ2
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| 大峰山系 | 08:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑