武奈ヶ岳
12(日)は、昨日のモヤモヤを払拭すべく、雪の多い比良山系に向かいました。
段平さんの記事を見て近いうちに行きたいと思っていたのでとても楽しみです。
段平さんは2時間半で頂上まで行かれていましたが、
うちはいつもペースが遅いので、×1.5くらいかな~。
30分寝坊して6時の出発。
土日の天気はまずまずだったはずが、滋賀に近づくにつれ怪しい雲が覆い始め、
湖西道路を過ぎたあたりから雪が降り出しました。
みるみるうちに道路に雪が積もっていきます。
天気予報外れまくりやん…。。。
ラスト5kmくらいでノーマルタイヤの車が一斉にチェーンを付けていました。
気温は坊村の駐車場でマイナス3℃。
昨日の大川口は朝5時でマイナス5℃だったからえー勝負かな。
7時30分に到着し、駐車場で準備をしているとさすが人気の山、
続々と車がやってきます。
そしてみなさんスノーシューを持ってはります。羨ましい限りです。
準備を済ませ、8時過ぎに出発。

この橋を渡って歩道を左に進み、道なりに地主神社と明王院へ続く道が登山道です。
登山道の入り口にはトイレがありました。
駐車場も無料でしたしスタート地点としては最高です。
8時20分、ようやくスタートです。

地主神社を過ぎて小橋から釣り堀方向に見た地点。

つられて嫁さんも何か撮影中。
今日は珍しくコンデジを持ってきてます。
最近あんまり持たなくなっているので、今日はいっぱい写してもらいましょう。

早速最初の急登でパチリ。
といっても、実はそんなに余裕はありません。
結構な傾斜です。
最初からいきなり急登なんです。
これが延々続きます。
雪が降り、風も吹く中での急登は結構キツイです。
足元も若干緩いので踏ん張る力を使わされます。

IXY930IS
1時間ほどしてようやくP846まで登ってきました。
スタート地点が250mくらいなので、600mほど一気に登ったことになります。
ここで、先行パーティがトレースが分からないと言って迷っていましたが
すぐにトレースを見つけ、御殿山に向けて登り始めます。
後から来たパーティも追いつき、列が出来てきました。
先行の方達、よく見るとアイゼンを付けていません。
山頂近くで会った時も付けてませんでした。
そういうスタイルの団体なんでしょうか??
そして、この辺りから風雪が強まってきました。
結構こたえます。


雪が深くなり疲れてきたので小休憩を取ります。

ここからも、ところどころ急登が続きます。
雪が緩く太腿が疲れてしまったので、ここでアミノブレイクしました。
他にも行動食とお湯を流し込んで再スタートです。
嫁さんにしんどくないか聞くとまだまだ平気のようです。
ペースも僕より早いし。。。
今更やけど、十分弥山行けたんちゃうん???(笑)

P846から約1時間半。
ようやく御殿山に到着。
雪が重く一歩一歩がゆっくりになり、風雪も意外と邪魔。
完全に疲れてペースダウンしたのですごい時間が掛かってしまいました。
御殿山までは本当に長く感じました。
そして今日も撤退の2文字が浮かびましたが、
まずは御殿山に来れたのでひとまず安心です。

まだ11時11分です。
時間的には問題なさそうです。
周りの方達はこの後どうするのかな~と思っていると、3/4の方達は帰って行きました。
みなさん口を揃えて「展望ないしな~」と言って去って行きます。
嫁さんに意思を確認すると、もちろんGO!でした(笑)
そして1/4の方達の後を追い、御殿山を下って行きます。




御殿山を下って登り返しになるあたりから、
更に雪が深くなってきます。
結構キツイ状況です。
先の方に一人登っているのが薄っすら見えています。

すごい雪屁です。
上に乗っても全く崩れないように見えるんですけどね。
危ないので当然近寄りません。

聞き古したフレーズですが、本当に完全なモノトーンの世界です。

強烈にガスってます。
この写真はまだましな方ですが、前がほとんど見えない時もありました。
こういうのをホワイトアウトって言うんでしょうか?
これがどのくらいのレベルなのかは正直よくわかりません。

コヤマノ岳へ向かう分岐地点。
ようやくホッとしました。

さぁ、あともう少しです。
頂上も見えてきました…が、相変わらずガスってて風雪もかなり強くなってます。


そして12時15分、ようやく武奈ヶ岳山頂です!
登り始めてほぼ4時間。
しんどかった分嬉くなり、珍しく三角点タッチ!!



IXY930IS
何名かがぞろぞろと到着しました。


5分ほど山頂に居ましたが、風が強かったのでそろそろ下山開始です。

下山もこんな感じです…って行きのトレースどこ行ったん!?
たった数十分の間になくなるなんて…


ワサビ峠手前で、木に隠れて座れるポイントを発見したので
ここで昼休憩をとることにしました。
今日は手軽に食べられるインスタントの天そばです。
天そばは最近マイブームになっています。
アルミシートを敷いてからコンパクトパッドを敷いたので
地面からの冷えは全くありませんでした。
恐るべし100均アルミシート!
しかし雪は延々と降り続いているので、ザックやカメラバッグにどんどん積もっていきます。
小まめに払わないと後で面倒なことになりそうだったので、食べてる最中も雪を払います。
そして、休憩後は速やかに撤収です。
ちなみに撮影を急いでしまい、天そばのラベル正面をこっちに向けるのを忘れてました。。。

休憩を終え13時15分ごろに下山再開です。
登りの辛さがウソみたいにサクサク下れます。
あっちゅう間にP846です。

ちょっとだけ光が見えてきました。

もうすぐ下山ってとこで青空が出てきました。。。

15時10分、無事下山完了です。



初めての武奈ヶ岳は終始吹雪に苦労しましたが、
そんな中でも山頂に立つことが出来たことは、とても自信になり、
強く印象に残る山行となりました。
御殿山コースは思っていたより距離が長く感じました。
雪が深かったというのもあるのでしょうか、とても歩き応えのあるコースでした。
そして、今日見れなかった絶景は必ずまた見に来たいと思います。
下山後は、琵琶湖近くにあるスーパー銭湯「やまとの湯」(一応温泉)に入り
帰路に着きました。
湖西道路からチラッと見えた武奈ヶ岳方面は、山頂付近が真っ白で迫力があり
アルペンムード漂ういい情景でした。
天気は悪かったですが、武奈ヶ岳の印象はとてもよかったです。
今度は、北比良峠あたりでテン泊なんてのもいいかも。。。
撮影機材
CANON EOS 7D
SIGMA 17-70mm F2.8-4 MACRO HSM
IXY930IS
段平さんの記事を見て近いうちに行きたいと思っていたのでとても楽しみです。
段平さんは2時間半で頂上まで行かれていましたが、
うちはいつもペースが遅いので、×1.5くらいかな~。
30分寝坊して6時の出発。
土日の天気はまずまずだったはずが、滋賀に近づくにつれ怪しい雲が覆い始め、
湖西道路を過ぎたあたりから雪が降り出しました。
みるみるうちに道路に雪が積もっていきます。
天気予報外れまくりやん…。。。
ラスト5kmくらいでノーマルタイヤの車が一斉にチェーンを付けていました。
気温は坊村の駐車場でマイナス3℃。
昨日の大川口は朝5時でマイナス5℃だったからえー勝負かな。
7時30分に到着し、駐車場で準備をしているとさすが人気の山、
続々と車がやってきます。
そしてみなさんスノーシューを持ってはります。羨ましい限りです。
準備を済ませ、8時過ぎに出発。

この橋を渡って歩道を左に進み、道なりに地主神社と明王院へ続く道が登山道です。
登山道の入り口にはトイレがありました。
駐車場も無料でしたしスタート地点としては最高です。
8時20分、ようやくスタートです。

地主神社を過ぎて小橋から釣り堀方向に見た地点。

つられて嫁さんも何か撮影中。
今日は珍しくコンデジを持ってきてます。
最近あんまり持たなくなっているので、今日はいっぱい写してもらいましょう。

早速最初の急登でパチリ。
といっても、実はそんなに余裕はありません。
結構な傾斜です。
最初からいきなり急登なんです。
これが延々続きます。
雪が降り、風も吹く中での急登は結構キツイです。
足元も若干緩いので踏ん張る力を使わされます。

IXY930IS
1時間ほどしてようやくP846まで登ってきました。
スタート地点が250mくらいなので、600mほど一気に登ったことになります。
ここで、先行パーティがトレースが分からないと言って迷っていましたが
すぐにトレースを見つけ、御殿山に向けて登り始めます。
後から来たパーティも追いつき、列が出来てきました。
先行の方達、よく見るとアイゼンを付けていません。
山頂近くで会った時も付けてませんでした。
そういうスタイルの団体なんでしょうか??
そして、この辺りから風雪が強まってきました。
結構こたえます。


雪が深くなり疲れてきたので小休憩を取ります。

ここからも、ところどころ急登が続きます。
雪が緩く太腿が疲れてしまったので、ここでアミノブレイクしました。
他にも行動食とお湯を流し込んで再スタートです。
嫁さんにしんどくないか聞くとまだまだ平気のようです。
ペースも僕より早いし。。。
今更やけど、十分弥山行けたんちゃうん???(笑)

P846から約1時間半。
ようやく御殿山に到着。
雪が重く一歩一歩がゆっくりになり、風雪も意外と邪魔。
完全に疲れてペースダウンしたのですごい時間が掛かってしまいました。
御殿山までは本当に長く感じました。
そして今日も撤退の2文字が浮かびましたが、
まずは御殿山に来れたのでひとまず安心です。

まだ11時11分です。
時間的には問題なさそうです。
周りの方達はこの後どうするのかな~と思っていると、3/4の方達は帰って行きました。
みなさん口を揃えて「展望ないしな~」と言って去って行きます。
嫁さんに意思を確認すると、もちろんGO!でした(笑)
そして1/4の方達の後を追い、御殿山を下って行きます。




御殿山を下って登り返しになるあたりから、
更に雪が深くなってきます。
結構キツイ状況です。
先の方に一人登っているのが薄っすら見えています。

すごい雪屁です。
上に乗っても全く崩れないように見えるんですけどね。
危ないので当然近寄りません。

聞き古したフレーズですが、本当に完全なモノトーンの世界です。

強烈にガスってます。
この写真はまだましな方ですが、前がほとんど見えない時もありました。
こういうのをホワイトアウトって言うんでしょうか?
これがどのくらいのレベルなのかは正直よくわかりません。

コヤマノ岳へ向かう分岐地点。
ようやくホッとしました。

さぁ、あともう少しです。
頂上も見えてきました…が、相変わらずガスってて風雪もかなり強くなってます。


そして12時15分、ようやく武奈ヶ岳山頂です!
登り始めてほぼ4時間。
しんどかった分嬉くなり、珍しく三角点タッチ!!



IXY930IS
何名かがぞろぞろと到着しました。


5分ほど山頂に居ましたが、風が強かったのでそろそろ下山開始です。

下山もこんな感じです…って行きのトレースどこ行ったん!?
たった数十分の間になくなるなんて…


ワサビ峠手前で、木に隠れて座れるポイントを発見したので
ここで昼休憩をとることにしました。
今日は手軽に食べられるインスタントの天そばです。
天そばは最近マイブームになっています。
アルミシートを敷いてからコンパクトパッドを敷いたので
地面からの冷えは全くありませんでした。
恐るべし100均アルミシート!
しかし雪は延々と降り続いているので、ザックやカメラバッグにどんどん積もっていきます。
小まめに払わないと後で面倒なことになりそうだったので、食べてる最中も雪を払います。
そして、休憩後は速やかに撤収です。
ちなみに撮影を急いでしまい、天そばのラベル正面をこっちに向けるのを忘れてました。。。

休憩を終え13時15分ごろに下山再開です。
登りの辛さがウソみたいにサクサク下れます。
あっちゅう間にP846です。

ちょっとだけ光が見えてきました。

もうすぐ下山ってとこで青空が出てきました。。。

15時10分、無事下山完了です。



初めての武奈ヶ岳は終始吹雪に苦労しましたが、
そんな中でも山頂に立つことが出来たことは、とても自信になり、
強く印象に残る山行となりました。
御殿山コースは思っていたより距離が長く感じました。
雪が深かったというのもあるのでしょうか、とても歩き応えのあるコースでした。
そして、今日見れなかった絶景は必ずまた見に来たいと思います。
下山後は、琵琶湖近くにあるスーパー銭湯「やまとの湯」(一応温泉)に入り
帰路に着きました。
湖西道路からチラッと見えた武奈ヶ岳方面は、山頂付近が真っ白で迫力があり
アルペンムード漂ういい情景でした。
天気は悪かったですが、武奈ヶ岳の印象はとてもよかったです。
今度は、北比良峠あたりでテン泊なんてのもいいかも。。。
撮影機材
CANON EOS 7D
SIGMA 17-70mm F2.8-4 MACRO HSM
IXY930IS
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