藤原岳 ~孫太尾根~
4月25日(土)
今年は桜の合間に山歩きもするぞということで、タツガ岩に続き花の孫太尾根~大貝戸をアンニョンさんと周回してきました。歩いてみて分かりましたが、この孫太尾根は本当に花が多いです。通常は水気の多い谷道によく咲くようですが、尾根にも関わらずたくさんの花が咲いてました。知っている花も知らない花も、いつものようにアンニョン先生にレクチャーを受けながら、山野草を満喫してきました。
孫太尾根登山口。駐車場の前が墓場があります。

新緑が綺麗!

レンゲツツジも満開!今年のツツジ系はイマイチでしたがこれは豪快でした。

ヤブツバキ

ミヤマハコベ

ヤマザクラもちらほら

序盤は緩めの傾斜を登っていきます。登山道はよく踏まれていて歩きやすいです。


サンショウ。木に棘が鋭く触れると痛いです。若芽は香りが凄い。


ニリンソウ

フデリンドウ

イチリンソウ

コバノミミナグサ

ヒトリシズカ

ミヤマハコベ

タチツボスミレ

コンロンソウ?

キランソウ

ヘビイチゴ?

じっくりと、

お花を探しながら登ります。

カテンソウ

丸山に到着。展望はあまりない広い台地状のピークです。

キジムシロ

ニリンソウ

ムラサキケマン

ハクサンハタザオ


ヒトリシズカ

イカリソウ。これはよかった。

ニリンソウ

アップで。可愛らしいです。

石灰石採石場が見えるのも独特です。

ミノコバイモは閉じたまま。

何度目でしょうか、ザックを下して探し回ります。下山の大貝戸はそれほど花はないだろうと踏んで、この尾根ではたっぷり時間を使います。

見応えあるヤマザクラもぽつぽつ出てきます。

草木。面白い名前。

ヤマシャクヤク?

ミツバツツジ

カタクリ!今日の目当ての一つ。

シロモジ

カタクリ

綺麗です。



ミツバツツジ

満開のヤマザクラ

アセビ

ツクバネソウ

多志田山。ここでちょうど12時だったので昼食にします。後から1グループやってきて同じように昼食を摂られてました。

多志田山から少し歩くと藤原岳が見えてきました。距離的にはもうしれてそうですが、山頂付近のガレがちょっと嫌らしそうです。

嫁さん激写中の花は、

ベニバナミヤマカタバミ




バイケイソウの群生

ヤマエンゴサク

ヤマルリソウ

タチツボスミレ群生

最後のガレ場に出ました。浮き石が結構あり、慎重にいきます。

歩いてきた孫太尾根。採石の現場がもうすぐ孫太尾根に到達しそう。

ミノコバイモ

フクジュソウ。まだ咲いてました!見れないと思ってたので良かったです。




タチネコノメソウ

ヒロハノアマナ。綺麗な花です。

キクザキイチゲ

斜面のヤマザクラが見頃です。

山頂方面はガラッと変わって賑やかです。

素晴らしい鈴鹿の山並み。


エンレイソウ

山頂付近はフクジュソウがまだそこそこ咲いてましたので、色々と撮ってみました。




13時48分、藤原岳に到着です。出発して6時間半。標準C.T.の2~3倍。花が楽し過ぎてこのようなタイムとなってしまいました。

そそくさと山荘へ向かいます。


ショウジョウバカマ


藤原の避難小屋。綺麗なトイレが出来てました。

下山路の方がまだ綺麗なのがありました。

ヒトリシズカも凄く多かった。


トウゴクサバノオ

ハナネコノメソウ

セリバオウレン花後の結実

藤原のマンモスくん!稲村以外でマンモスを見たのは初めてです。なかなか気付かなそうなところにありました。

イワセントウソウ

ダンコウバイの葉。丸い切れ込みが特徴的。

ユズリハ

ヤマブキ

大貝戸の登山口に無事降りてきました。綺麗な休憩所にも寄らずダッシュで西藤原駅へ向かいますが、ちょうど電車が出たところ。次の電車を30分ほど待つ間に、タクシーの配車をします。



伊勢治田駅まで10分、200円。そこから孫太登山口へタクシーで10分、1470円でした。運転手には、孫太尾根登山口と言うよりも新町(しんまち)の墓のところと言うと伝わり易いです。(帰りに乗ったタクシーの運転手情報)

孫太尾根は山野草の宝庫で、カタクリやイカリソウ、ヒトリシズカなど、たくさんの花を楽しめました。鈴鹿は花が多いと聞いてましたが、まさのそのとおりで、鈴鹿の魅力を感じた山行となりました。
アンニョンさん、色々とレクチャー頂きどうもありがとうございました。
◆C.T.
7:10 孫太尾根登山口
9:13 丸山
10:58 草木
11:59 多志田山~昼食 12:29
13:48 藤原岳
14:04 藤原山荘
14:24 藤原岳九合目~休憩 14:40
16:17 藤原岳大貝戸休憩所
16:23 西藤原駅
◆ログ
撮影機材
EOS 6D
EF14mm F2.8LⅡ・USM
EF24-70mm F4L・IS・USM
EF100mm F2.8L・Macro・IS・USM
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| 鈴鹿山系 | 00:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑