大普賢岳 DAY2
朝5時。
目覚ましできっちり起き、朝日の撮影準備をします。
昨日は寝たり起きたりを繰り返しましたが、19時過ぎから5時まで10時間も寝ましたので、
今日は気持ちよく朝を迎えられました。

5時30分。空が少し赤くなり出しました。

嫁さんは朝ごはんを準備してくれてます。

色々場所を変えてみましたが、雲があるので日の出は見れませんでした。方角が違っていたようです。。。
写真のブルーの方も日の出狙いでしたが、一緒に撃沈しました。
この方は4名のグループで、前日に大台ケ原へ行かれ和佐又ヒュッテに泊まられたようです。
今日は大普賢岳周回コースに行かれるとのことで、なんともタフな方たちです。
そういえば大台ケ原の紅葉の具合を聞くのを忘れました。

この後、テントのところでke-nさん、express55さんと再会を果たしました。
6時頃に和佐又へ来られ、これから大普賢岳に登った後、竜ヶ岳まで行かれるとのことです。
お二人とも穏やかな話し口調で、2月にお会いした時と同じく実直なカメラ好きのお兄さんといった感じでした。
一度、ゆっくり山談義や写真談義を楽しみたいものですね。
お二人と少し話をさせて頂いた後、お互いの健闘を祈り、出発していかれました。
7時10分。
僕たちはピストンなので、ゆっくりしてから出発しました。

見返り台地。昨日見えていた大普賢岳は、今日は見えませんでした。

象の鼻みたい。。。

和佐又のコル。小休憩後、ここから尾根を直登する道が続きます。


変な雰囲気の木です。


和佐又北周遊ルートとの分岐。巨木で有名なルートのようです。いつか廻ろうかな。


8時5分。
尾根を40分ほど登りきると、すぐにシタンの窟です。この後も窟群が続き、少しの間飽きずに済みます。

開けた場所から弥山が見えました。奥駈道の稜線の紅葉が始まった感じで、色づいたら凄そうです。
手前は行者還岳かな、あそこから見たら圧巻と思う。

朝日窟。


笙の窟


右に登れる高台があったので登ってみました。
秘密の展望台ちっくな高台で、木の間から展望が見れました。



岩の間から生えた木が紅葉してます。凄いですね。

日本岳のコル手前の登り。冬になると次の写真のようになります。

去年の写真です。この時は凍ってなかったのでましでしたが、怖かったのを覚えています。

8時40分。日本岳のコル。



石の鼻から大普賢岳を望みます。

こちらは大台ケ原方面。手前から日本岳、和佐又山。

小普賢岳と大普賢岳の間の鉄製の橋の地点。ここの景色は結構好きです。

大峯奥駈道に合流。

最後の登りです。先ほどの合流地点から山頂までは100mです。

9時40分。山頂に到着です。
写真を撮ったり、休憩をしたりしてCTどおりちょうど2時間30分。なかなかのペースで登れました。
写真にke-nさん(真ん中)と、express55さん(右)が写っています。

ke-nさんはいつもの16-35LⅡで撮影されていました。
今日は空が霞んで残念ですね、なんて言いながら山頂の紅葉を楽しみました。
稲村ヶ岳から山上ヶ岳。

弥山・八経ヶ岳。


弥山・八経ヶ岳。


僕たちはここでke-nさんたちとは逆方向の水太覗へ向かいます。
またお会いしたいですね。この日のレポを楽しみにしています。

水太覗のあたりは紅葉が見頃でした。



水太覗。凄い開けた展望で高度感もあります。
次週Aceさんと来た時にここで昼食をとる予定でしたが、大普賢岳までの足場が思ったより険しかったので
次週は大台ケ原にしました。

これぞ大峯奥駈道といった感じの笹の道。たぶん大峰ファンの誰もが好きな道でしょうね。僕もその一人ですがw



今日のミッションはこれで終了したので、山頂へ戻ります。だいたいの撮影ポイントも分かりました。

朝一緒に御来光に撃沈した方とここですれ違いました。
「そこの岩のとこ行ってみて」と言われるがまま行くと、さらに、
右、右!と、これも言われるがまま右を向くと素晴らしい真っ赤っ赤の紅葉が。
でも僕としては次の写真の景色の方が惹かれました。

水太覗方面を近くで見れる絶好の展望地です。
山頂までの険しい足場の登山道から真横に外れないといけないのですが、踏み跡が出来ているので
よく知られた展望岩なのでしょう。やっぱり来週が見頃かなぁ。それでも十分綺麗なので満足ですw

山頂からは、キャンプ場までスタコラ戻ります。




前向きで降りるか後ろ向きになるか、ちょうど迷うくらいの角度のハシゴ。

いつになく嫁さんが飛ばします。
追いつかなくなったので、日本岳のコルを過ぎたところで大声で呼び止めました。
登山道の脇で待っててくれましたので、ちょっと小休憩です。

休憩の後、嫁さんは先にいってしまいましたが、岩の道の下山が辛く、僕はゆっくり降りていました。
次第に嫁さんが見えなくなり、行っても行っても追いつきませんでした。
鈴の音も聞こえなくなり、大声を出しても返事がありません。
もしかして、鷲の窟で岩本新道に下りたんかな…。
どっちに行ったのか分からず、携帯を掛けるも電源が切れてますと…。
とりあえずダッシュで(鷲の窟から30分で)テントまで戻ると案の定、まだ戻ってきてない。
岩本新道のCTを地図で見ると書かれていない部分があったので、小屋の方に聞きに行くと、
正規ルートより30分ちょっとは余分にかかるけど、整備された道で標識もあるので
全然問題ないよと言ってくれました。
山の入門者なわけでもないし、そういう道なら大丈夫だろうと、
嫁さんのこれまでのスキルUPを信じ、待つことにしました。
その間にテントを撤収し、アクエリを2本買い、30分プラスを見越して合流地点の和佐又のコルへ向かいました。
途中で何度か携帯にかけるとようやく繋がり、無事、和佐又のコルに着いたことが分かりました。
ちなみに携帯はdocomoですが、電波は3本立っていました。
山頂でも3本立っていたので、こういう時のことを考えると、やはりdocomoから離れられないです。
※他の携帯が大普賢岳で繋がるかどうか分かりませんが、docomoは比較的山に強いようですね。
嫁さんと合流し、聞くと、間違いに気付き登り返して正規ルートで戻ってきたと。
2年前に弥山からトン西への下りで、同じように先行して間違えた谷を下った経験を思い出したとのことです。
これを聞いて、ほんとによく出来たなと思いました。
僕ならそのまま下っていたかもしれないなと思い、逆に考えさせられました。。。

2回目の大普賢岳は、前泊キャンプでまったりと大峰の雰囲気を感じられたり、
ke-nさん、express55さんとの再会もあり、メリハリのある楽しい山行となりました。
道は予想よりも険しかったですが、ゆっくり上り下りすれば問題ないレベルかと思いました。
次は日の長い季節に周回コースを楽しみたいと思いますが、
伯母谷覗も前から気になっているので、どっちが先かなぁ。。。
厳冬期の大普賢岳は、聞くところによると大普賢岳への急斜面は凍り、
ハシゴも埋まってしまうようです。僕が行った時は12月中旬で、
寒波の降雪の後で凍ってはなかったので行けましたが、凍る急斜面はちょっとごめんです。。。
そんなわけで、最近、気温の低い日がちらほら出始めると、早くも雪山のことを恋しく思います。
紅葉が始まったばかりだというのに、ちょっと気が早いかな。。。
撮影機材
CANON EOS 7D
CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5USM
SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM
目覚ましできっちり起き、朝日の撮影準備をします。
昨日は寝たり起きたりを繰り返しましたが、19時過ぎから5時まで10時間も寝ましたので、
今日は気持ちよく朝を迎えられました。

5時30分。空が少し赤くなり出しました。

嫁さんは朝ごはんを準備してくれてます。

色々場所を変えてみましたが、雲があるので日の出は見れませんでした。方角が違っていたようです。。。
写真のブルーの方も日の出狙いでしたが、一緒に撃沈しました。
この方は4名のグループで、前日に大台ケ原へ行かれ和佐又ヒュッテに泊まられたようです。
今日は大普賢岳周回コースに行かれるとのことで、なんともタフな方たちです。
そういえば大台ケ原の紅葉の具合を聞くのを忘れました。

この後、テントのところでke-nさん、express55さんと再会を果たしました。
6時頃に和佐又へ来られ、これから大普賢岳に登った後、竜ヶ岳まで行かれるとのことです。
お二人とも穏やかな話し口調で、2月にお会いした時と同じく実直なカメラ好きのお兄さんといった感じでした。
一度、ゆっくり山談義や写真談義を楽しみたいものですね。
お二人と少し話をさせて頂いた後、お互いの健闘を祈り、出発していかれました。
7時10分。
僕たちはピストンなので、ゆっくりしてから出発しました。

見返り台地。昨日見えていた大普賢岳は、今日は見えませんでした。

象の鼻みたい。。。

和佐又のコル。小休憩後、ここから尾根を直登する道が続きます。


変な雰囲気の木です。


和佐又北周遊ルートとの分岐。巨木で有名なルートのようです。いつか廻ろうかな。


8時5分。
尾根を40分ほど登りきると、すぐにシタンの窟です。この後も窟群が続き、少しの間飽きずに済みます。

開けた場所から弥山が見えました。奥駈道の稜線の紅葉が始まった感じで、色づいたら凄そうです。
手前は行者還岳かな、あそこから見たら圧巻と思う。

朝日窟。


笙の窟


右に登れる高台があったので登ってみました。
秘密の展望台ちっくな高台で、木の間から展望が見れました。



岩の間から生えた木が紅葉してます。凄いですね。

日本岳のコル手前の登り。冬になると次の写真のようになります。

去年の写真です。この時は凍ってなかったのでましでしたが、怖かったのを覚えています。

8時40分。日本岳のコル。



石の鼻から大普賢岳を望みます。

こちらは大台ケ原方面。手前から日本岳、和佐又山。

小普賢岳と大普賢岳の間の鉄製の橋の地点。ここの景色は結構好きです。

大峯奥駈道に合流。

最後の登りです。先ほどの合流地点から山頂までは100mです。

9時40分。山頂に到着です。
写真を撮ったり、休憩をしたりしてCTどおりちょうど2時間30分。なかなかのペースで登れました。
写真にke-nさん(真ん中)と、express55さん(右)が写っています。

ke-nさんはいつもの16-35LⅡで撮影されていました。
今日は空が霞んで残念ですね、なんて言いながら山頂の紅葉を楽しみました。
稲村ヶ岳から山上ヶ岳。

弥山・八経ヶ岳。


弥山・八経ヶ岳。


僕たちはここでke-nさんたちとは逆方向の水太覗へ向かいます。
またお会いしたいですね。この日のレポを楽しみにしています。

水太覗のあたりは紅葉が見頃でした。



水太覗。凄い開けた展望で高度感もあります。
次週Aceさんと来た時にここで昼食をとる予定でしたが、大普賢岳までの足場が思ったより険しかったので
次週は大台ケ原にしました。

これぞ大峯奥駈道といった感じの笹の道。たぶん大峰ファンの誰もが好きな道でしょうね。僕もその一人ですがw



今日のミッションはこれで終了したので、山頂へ戻ります。だいたいの撮影ポイントも分かりました。

朝一緒に御来光に撃沈した方とここですれ違いました。
「そこの岩のとこ行ってみて」と言われるがまま行くと、さらに、
右、右!と、これも言われるがまま右を向くと素晴らしい真っ赤っ赤の紅葉が。
でも僕としては次の写真の景色の方が惹かれました。

水太覗方面を近くで見れる絶好の展望地です。
山頂までの険しい足場の登山道から真横に外れないといけないのですが、踏み跡が出来ているので
よく知られた展望岩なのでしょう。やっぱり来週が見頃かなぁ。それでも十分綺麗なので満足ですw

山頂からは、キャンプ場までスタコラ戻ります。




前向きで降りるか後ろ向きになるか、ちょうど迷うくらいの角度のハシゴ。

いつになく嫁さんが飛ばします。
追いつかなくなったので、日本岳のコルを過ぎたところで大声で呼び止めました。
登山道の脇で待っててくれましたので、ちょっと小休憩です。

休憩の後、嫁さんは先にいってしまいましたが、岩の道の下山が辛く、僕はゆっくり降りていました。
次第に嫁さんが見えなくなり、行っても行っても追いつきませんでした。
鈴の音も聞こえなくなり、大声を出しても返事がありません。
もしかして、鷲の窟で岩本新道に下りたんかな…。
どっちに行ったのか分からず、携帯を掛けるも電源が切れてますと…。
とりあえずダッシュで(鷲の窟から30分で)テントまで戻ると案の定、まだ戻ってきてない。
岩本新道のCTを地図で見ると書かれていない部分があったので、小屋の方に聞きに行くと、
正規ルートより30分ちょっとは余分にかかるけど、整備された道で標識もあるので
全然問題ないよと言ってくれました。
山の入門者なわけでもないし、そういう道なら大丈夫だろうと、
嫁さんのこれまでのスキルUPを信じ、待つことにしました。
その間にテントを撤収し、アクエリを2本買い、30分プラスを見越して合流地点の和佐又のコルへ向かいました。
途中で何度か携帯にかけるとようやく繋がり、無事、和佐又のコルに着いたことが分かりました。
ちなみに携帯はdocomoですが、電波は3本立っていました。
山頂でも3本立っていたので、こういう時のことを考えると、やはりdocomoから離れられないです。
※他の携帯が大普賢岳で繋がるかどうか分かりませんが、docomoは比較的山に強いようですね。
嫁さんと合流し、聞くと、間違いに気付き登り返して正規ルートで戻ってきたと。
2年前に弥山からトン西への下りで、同じように先行して間違えた谷を下った経験を思い出したとのことです。
これを聞いて、ほんとによく出来たなと思いました。
僕ならそのまま下っていたかもしれないなと思い、逆に考えさせられました。。。

2回目の大普賢岳は、前泊キャンプでまったりと大峰の雰囲気を感じられたり、
ke-nさん、express55さんとの再会もあり、メリハリのある楽しい山行となりました。
道は予想よりも険しかったですが、ゆっくり上り下りすれば問題ないレベルかと思いました。
次は日の長い季節に周回コースを楽しみたいと思いますが、
伯母谷覗も前から気になっているので、どっちが先かなぁ。。。
厳冬期の大普賢岳は、聞くところによると大普賢岳への急斜面は凍り、
ハシゴも埋まってしまうようです。僕が行った時は12月中旬で、
寒波の降雪の後で凍ってはなかったので行けましたが、凍る急斜面はちょっとごめんです。。。
そんなわけで、最近、気温の低い日がちらほら出始めると、早くも雪山のことを恋しく思います。
紅葉が始まったばかりだというのに、ちょっと気が早いかな。。。
撮影機材
CANON EOS 7D
CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5USM
SIGMA17-70mmF2.8-4MACRO・HSM
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