北アルプス山行DAY2 ~立山三山~
4時10分。
前回の白馬岳に続き、星空撮影にチャレンジ。
今回は感度を500まで抑えたので、前回よりもノイズはましだった。

立山をバックに。

完全に日が上がってしまったが、一応、奥大日岳のモルゲンロート?

テントは完全に霜が張っている。
今朝は氷点下だった。

朝ごはんはミニウインナーロール3つにオニオングラタンスープ(アマノフーズ)。

IXY930IS
昨日、嫁さんと打ち合わせし、今日は立山三山を縦走することにした。
立山だけでは物足りなさそうなのと、せっかくベースキャンプ式で回るのだから
ぐるっと回ることにした。
隣のテントの方が昨日遅がけにテントに戻ってきてたから、
恐らく三山を回ったのだろうと思い、ルート状況を訪ねてみた。
雄山からの稜線は雪があって凍っているが、軽アイゼンで問題ないとのこと。
ひとまず安心した。
7時30分。
室堂山の展望台に向けて出発。



地獄谷の川とガスの大地が独特の雰囲気を出している。

みくりが池。
昨日と同じ時間帯で反対側から撮影しているので、順光で色がくっきり出ている。



ミドリガ池。

室道山荘前。

一ノ越方面と浄土山方面の分岐。
ほとんどの人が直進して一ノ越へ向かっているが、僕たちは右に行き、
室堂山と浄土山を回ってから一の越に降りる。
浄土山、立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)、別山の3つの山が立山三山と呼ばれている。
今日のポイントはキレット付近が一つのポイントになるかな。


五色ヶ原、薬師岳、黒部五郎岳、雲ノ平、笠ヶ岳などが見える。

こっちは槍穂が見える。

雲の上に浮かんでいるのは白山?御岳?

ここから浄土山に登っていく。

登り始めてすぐ、岩と雪のミックス(んな大げさな…)。
嫁さんが怖いからアイゼンを付けると言うので、一緒に付けることにした。

軽アイゼンを付けると斜面も全く怖くないが、岩が歩きにくい。
中間地点付近までに、3点支持が必要な場所が幾つかあったが、全く難しい感じではなかった。
嫁さんも頑張って3点支持で登ってきている。

40分ほどの登りで浄土山の北峰に到着。
名板がどこにあるのかわからなかった。
奥に見えているのは南峰と龍王岳。

雄山までの登りはキツそう。

浄土山南峰に到着。
立山方面の景色。

浄土山南峰からは眼前に龍王岳が大きい。

室堂方面。
独特の雰囲気。


11時30分。
一ノ越に到着。
急に人が増える。


今日の昼食はサタケの牛飯とコーンスープ。
牛飯はちょっとお湯が多めになり、薄い感じに仕上がってしまった。

登山道は長蛇の列。
観光地の雰囲気さえしていた。

1時間ほど休憩した後、12時35分ごろに雄山へ出発。

登山道はほとんど小規模なガレと岩場だったが、小さい落石を起こしているのを何回か見た。
特に下りで足を滑らせて小石を落石させていた人が多かった。
ジーパンや短パンの山ボーイズ&ガールズもたくさんいて、
スニーカーやサンダルの人までいた。
ちょっと舐め過ぎじゃない?
結構な傾斜だったと思うけど。。。

残りあと10分ほどの地点で少し開けた場所に出た。





13時25分。
一ノ越から約50分で雄山の頂上に到着。
珍しくCTより早かった。


去年の乗鞍岳みたいな人の数。


ここから縦走路へ向かう為、先の様子を見てみると、雪が残っている。
見た感じいけそうだったが、下りが多いので念のため軽アイゼンを装着。
中休憩の後、13時30分、縦走開始。



大汝山の頂上直下。
前の岩を登り上部に立つ。

14時12分。
頂上に立つ。
アイゼンで岩の上に乗るのは怖かったのでやめておいた。

黒部ダムが見える。
黒部ダムがすぐ近くにあることや、ダムが見えることをすっかり忘れていた。
その景色にしばし見とれていた。

足元は相変わらず雪。
奥は断崖なので注意して足を置く。

カールにも雪が積もっている。

大汝山休憩所。
ここにはバイオトイレがある。

14時45分。
富士ノ折立山頂から来た道を振り返る。
さっき登った大汝山山頂の岩場が見える。
一応これで立山は制覇したことになる。
ここで大阪弁の男性の方にカメラ撮影を頼まれる。
この方とは、この後大走りの分岐や真砂乗越、別山の巻き道分岐のところで再会する。

内蔵助山荘、別山、剱岳まで本当に綺麗。

今登った富士ノ折立の岩場。
ここからは激下りが始まる。

手振れしてしまった。

このあたりで雪が少なくなったのでアイゼンを外した。

15時25分。真砂岳。


16時10分。別山。
立山三山を無事に制覇!


剱岳が眼前に迫る。
この迫力を味わった人はみんな剱岳に行きたくなるのではないか。
来年あたり登ってみたいと思った。

後立山、先日登った白馬岳が見える。


立山を振り返る。
夕景が美しく山肌を照らしている。

16時45分。
剱御前小舎到着。
全体的にCTより早く歩けた。
小屋で水を500ml購入した時、ストーブを焚いていて凄く暖かかった。
小休憩をしてから17時に下山開始。
周りが暗くなる前に下山できればいいが…。







17時40分頃、段々暗くなってきてヘッデンを付けて黙々と下山する。
ここのルートは結構ガレが続く。
約1時間30分掛けて無事テン場へ戻った。

テントへ戻り、晩御飯の前に、担いできたチューハイ『氷結グレフル』と、
おつまみを摘んだらと、適度に空腹が満たされ睡魔が襲ってきた。
結局、晩御飯は食べずにそのままシュラフに潜りこんだ。
月が綺麗だったのでいくつかパターンを思いついて撮影しようと思ったが、
疲れて撮影に出られなかった。
それでも目標の立山三山を終始晴天で無事完歩出来たので大満足の一日だった。
嫁さんもよく歩けたなと関心した。結構な距離だったのに。
しかも足や膝などどこも故障せずに歩けていた。凄い体力。
僕はいつもどおり膝痛が発症したが、ほぼ最後の方で発症し、程度もいつもより半減していた。
明らかに新調したスーパーフィートが効いていると思った。
歩いていて、足の裏やふくらはぎの疲れ、膝の痛みなどをあまり感じなかったし、
最終的な足の疲れ度合いがいつもと全然違っていた。
踏ん張る際の足裏の感触は固めでしっかり足裏をフィットする感覚。
やはりスーパーフィートの効果は歴然だった。
前から気になっていたので、もっと早く買っておけばよかった。
※あくまで個人の感想です。効果は個人差があります。
明日は最終日。
ゆっくり温泉に浸かってのんびり帰ることにしよう。
DAY3へ続く。
撮影機材
CANON EOS 7D
SIGMA 17-70mm F2.8-4 MACRO HSM
前回の白馬岳に続き、星空撮影にチャレンジ。
今回は感度を500まで抑えたので、前回よりもノイズはましだった。

立山をバックに。

完全に日が上がってしまったが、一応、奥大日岳のモルゲンロート?

テントは完全に霜が張っている。
今朝は氷点下だった。

朝ごはんはミニウインナーロール3つにオニオングラタンスープ(アマノフーズ)。

IXY930IS
昨日、嫁さんと打ち合わせし、今日は立山三山を縦走することにした。
立山だけでは物足りなさそうなのと、せっかくベースキャンプ式で回るのだから
ぐるっと回ることにした。
隣のテントの方が昨日遅がけにテントに戻ってきてたから、
恐らく三山を回ったのだろうと思い、ルート状況を訪ねてみた。
雄山からの稜線は雪があって凍っているが、軽アイゼンで問題ないとのこと。
ひとまず安心した。
7時30分。
室堂山の展望台に向けて出発。



地獄谷の川とガスの大地が独特の雰囲気を出している。

みくりが池。
昨日と同じ時間帯で反対側から撮影しているので、順光で色がくっきり出ている。



ミドリガ池。

室道山荘前。

一ノ越方面と浄土山方面の分岐。
ほとんどの人が直進して一ノ越へ向かっているが、僕たちは右に行き、
室堂山と浄土山を回ってから一の越に降りる。
浄土山、立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)、別山の3つの山が立山三山と呼ばれている。
今日のポイントはキレット付近が一つのポイントになるかな。


五色ヶ原、薬師岳、黒部五郎岳、雲ノ平、笠ヶ岳などが見える。

こっちは槍穂が見える。

雲の上に浮かんでいるのは白山?御岳?

ここから浄土山に登っていく。

登り始めてすぐ、岩と雪のミックス(んな大げさな…)。
嫁さんが怖いからアイゼンを付けると言うので、一緒に付けることにした。

軽アイゼンを付けると斜面も全く怖くないが、岩が歩きにくい。
中間地点付近までに、3点支持が必要な場所が幾つかあったが、全く難しい感じではなかった。
嫁さんも頑張って3点支持で登ってきている。

40分ほどの登りで浄土山の北峰に到着。
名板がどこにあるのかわからなかった。
奥に見えているのは南峰と龍王岳。

雄山までの登りはキツそう。

浄土山南峰に到着。
立山方面の景色。

浄土山南峰からは眼前に龍王岳が大きい。

室堂方面。
独特の雰囲気。


11時30分。
一ノ越に到着。
急に人が増える。


今日の昼食はサタケの牛飯とコーンスープ。
牛飯はちょっとお湯が多めになり、薄い感じに仕上がってしまった。

登山道は長蛇の列。
観光地の雰囲気さえしていた。

1時間ほど休憩した後、12時35分ごろに雄山へ出発。

登山道はほとんど小規模なガレと岩場だったが、小さい落石を起こしているのを何回か見た。
特に下りで足を滑らせて小石を落石させていた人が多かった。
ジーパンや短パンの山ボーイズ&ガールズもたくさんいて、
スニーカーやサンダルの人までいた。
ちょっと舐め過ぎじゃない?
結構な傾斜だったと思うけど。。。

残りあと10分ほどの地点で少し開けた場所に出た。





13時25分。
一ノ越から約50分で雄山の頂上に到着。
珍しくCTより早かった。


去年の乗鞍岳みたいな人の数。


ここから縦走路へ向かう為、先の様子を見てみると、雪が残っている。
見た感じいけそうだったが、下りが多いので念のため軽アイゼンを装着。
中休憩の後、13時30分、縦走開始。



大汝山の頂上直下。
前の岩を登り上部に立つ。

14時12分。
頂上に立つ。
アイゼンで岩の上に乗るのは怖かったのでやめておいた。

黒部ダムが見える。
黒部ダムがすぐ近くにあることや、ダムが見えることをすっかり忘れていた。
その景色にしばし見とれていた。

足元は相変わらず雪。
奥は断崖なので注意して足を置く。

カールにも雪が積もっている。

大汝山休憩所。
ここにはバイオトイレがある。

14時45分。
富士ノ折立山頂から来た道を振り返る。
さっき登った大汝山山頂の岩場が見える。
一応これで立山は制覇したことになる。
ここで大阪弁の男性の方にカメラ撮影を頼まれる。
この方とは、この後大走りの分岐や真砂乗越、別山の巻き道分岐のところで再会する。

内蔵助山荘、別山、剱岳まで本当に綺麗。

今登った富士ノ折立の岩場。
ここからは激下りが始まる。

手振れしてしまった。

このあたりで雪が少なくなったのでアイゼンを外した。

15時25分。真砂岳。


16時10分。別山。
立山三山を無事に制覇!


剱岳が眼前に迫る。
この迫力を味わった人はみんな剱岳に行きたくなるのではないか。
来年あたり登ってみたいと思った。

後立山、先日登った白馬岳が見える。


立山を振り返る。
夕景が美しく山肌を照らしている。

16時45分。
剱御前小舎到着。
全体的にCTより早く歩けた。
小屋で水を500ml購入した時、ストーブを焚いていて凄く暖かかった。
小休憩をしてから17時に下山開始。
周りが暗くなる前に下山できればいいが…。







17時40分頃、段々暗くなってきてヘッデンを付けて黙々と下山する。
ここのルートは結構ガレが続く。
約1時間30分掛けて無事テン場へ戻った。

テントへ戻り、晩御飯の前に、担いできたチューハイ『氷結グレフル』と、
おつまみを摘んだらと、適度に空腹が満たされ睡魔が襲ってきた。
結局、晩御飯は食べずにそのままシュラフに潜りこんだ。
月が綺麗だったのでいくつかパターンを思いついて撮影しようと思ったが、
疲れて撮影に出られなかった。
それでも目標の立山三山を終始晴天で無事完歩出来たので大満足の一日だった。
嫁さんもよく歩けたなと関心した。結構な距離だったのに。
しかも足や膝などどこも故障せずに歩けていた。凄い体力。
僕はいつもどおり膝痛が発症したが、ほぼ最後の方で発症し、程度もいつもより半減していた。
明らかに新調したスーパーフィートが効いていると思った。
歩いていて、足の裏やふくらはぎの疲れ、膝の痛みなどをあまり感じなかったし、
最終的な足の疲れ度合いがいつもと全然違っていた。
踏ん張る際の足裏の感触は固めでしっかり足裏をフィットする感覚。
やはりスーパーフィートの効果は歴然だった。
前から気になっていたので、もっと早く買っておけばよかった。
※あくまで個人の感想です。効果は個人差があります。
明日は最終日。
ゆっくり温泉に浸かってのんびり帰ることにしよう。
DAY3へ続く。
撮影機材
CANON EOS 7D
SIGMA 17-70mm F2.8-4 MACRO HSM
スポンサーサイト
| 北アルプス、飛騨山脈 | 00:30 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑