ギア ~ハーフNDフィルター~
数か月前、「ハーフNDフィルター4」を入手した。
存在自体はだいぶ前から当然知っていたし、
実際、空が白飛びしないように何とかしたいと思った時もあった。
それでもここまで購入しなかったのは、ないと絶対ダメっていう情景に
まだ遭遇していなかったからだと思う。
山岳の場合は空は結構詰めるし、
順光の青空でPLを使うのも大好きやし。
そんなこんなで、まだいいやと思ってかれこれ数年が経った。
そして、ハーフNDのことなどすっかり忘れていた数か月前のこと。
大ファンの一人の米先生著「情景探し」に載っていたハーフNDを見て
「そうそうコレコレ、ハーフND。
あったな~すっかり忘れてたよ。
そうそうこんな風に撮りたかったのすっかり忘れてたよ」
というわけで、あっさりAmazonでポチった。
今日は、そろそろ使い慣れてきたハーフNDのことを書いてみようと思う。

このハーフND。
使うのと使わないのでは、状況によっては全く写真が違ってくる。
昨日撮影した下赤坂の棚田の作例で比較してみよう。
【ハーフND無し】

【ハーフND有り】

ハーフND無しの方は空が白飛びしかかっているが、
ハーフND有りの方は空の諧調がしっかり残っていて綺麗に表現出来ている。
そして、拡大して確認してみたが、棚田の露出はどちらも同じだ。
このように山並みに暮れる夕日を撮影する場合や、池の写り込みを撮影する場合、
普通どおり夕日に露出を合わすと下の風景が黒つぶれしてしまう。
逆に下の風景に露出を合わすと、今度は空が白飛びしてしまう。
もう~どうせいっちゅうんねん!!
そういった時、このハーフNDは非常に強力なブキとなり、その悩みを解決してくれる。
■その他の作例
分かりやすいのがコレしかなかったので、一例として載せるが全てボツ写真。
昨日の下赤坂の棚田

ゴーストが出まくったのでボツにした写真。
ガラスが少し汚れていたのでふき取った後はゴーストはましになった。
あとの写真は、今年7月に行った北アルプス燕山荘の前での朝の撮影。
全てフードを外すのを忘れて撮影したので、人工ゴーストが出まくってボツにした写真。
それでも効果は分かると思う。

境界の位置も上過ぎるし、人工ゴースト出まくりやし…(T_T)

こんなことしてたら槍様に怒られます。

上の写真のハーフNDなしの場合
そこそこドラマチックに撮れてるから、ハーフNDなしでもありかな。
と思いきやPL回し忘れてる(T_T)

人も山もクッキリ。人工ゴーストさえ出てなければ…

■ハーフNDの種類
ハーフNDには、角型と丸型があり、どちらも透明部分とNDフィルター部分の境目が
丁度真ん中になっている。
角型は、通常100×125mmなどのプレート状となっていて、それを手で持つタイプ。
丸型はレンズに嵌めるフィルタータイプ。
風景だと角型の方がおすすめかな。
角型には、NDフィルター部分との境界がはっきりしているガラスタイプ(ハードタイプ)と、
境界部分にグラデーションが掛かっているプラスチックタイプ(ソフトタイプ)がある。
濃度は、ND2、4、8とあるらしい。(それぞれ1度、2度、3度減光)
4あたりがたぶん使いやすいと思う。
ソフトタイプは広角系らしいが、高価なものしか見つからなかったので、
ハードタイプの安いのを購入した。
安いと言ってもAmazonで6,000円弱もしたけど(T_T)
僕が購入したハードタイプでしかも安いタイプ。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/nd/4961607390146.html
ソフトタイプ。ハードタイプの高い方も載ってる。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/lee/4961607398517.html
ハーフNDの使い方は、フードを外してハーフNDをレンズフィルターの前に
添えるように手でキープさせて撮影する。
もちろん三脚とレリーズは必須。ミラーアップも忘れずに。
境目を綺麗にするのが結構難しい。
先ほどの作例でも、ハーフNDを使った方は森の部分が若干暗くなっている。
【ハーフND無し】

【ハーフND有り】

米先生は、シャッターを押す時にハーフNDを少し揺らすらしいが、これがなかなか難しい。
ちょっと練習すれば出来るようになるんだろうか…
そういえばこの技術は、最近流行っている?HDR合成の類に入るんだろうか?
やり方がアナログとデジタルの違いだけで、やろうとしてることは同じなんだろうけど…
たぶんデジタルでハイダイナミックレンジを表現できるように合成してしまうことを
HDRって呼ぶんだろうな。
ハーフNDでの撮影をHDRとは呼ばないだろうな。
調べてないから分からないが、たぶんそうだろう…
ハーフNDフィルター。
空と山の風景を綺麗に撮るには、必須のブキであることは間違いない!

存在自体はだいぶ前から当然知っていたし、
実際、空が白飛びしないように何とかしたいと思った時もあった。
それでもここまで購入しなかったのは、ないと絶対ダメっていう情景に
まだ遭遇していなかったからだと思う。
山岳の場合は空は結構詰めるし、
順光の青空でPLを使うのも大好きやし。
そんなこんなで、まだいいやと思ってかれこれ数年が経った。
そして、ハーフNDのことなどすっかり忘れていた数か月前のこと。
大ファンの一人の米先生著「情景探し」に載っていたハーフNDを見て
「そうそうコレコレ、ハーフND。
あったな~すっかり忘れてたよ。
そうそうこんな風に撮りたかったのすっかり忘れてたよ」
というわけで、あっさりAmazonでポチった。
今日は、そろそろ使い慣れてきたハーフNDのことを書いてみようと思う。

このハーフND。
使うのと使わないのでは、状況によっては全く写真が違ってくる。
昨日撮影した下赤坂の棚田の作例で比較してみよう。
【ハーフND無し】

【ハーフND有り】

ハーフND無しの方は空が白飛びしかかっているが、
ハーフND有りの方は空の諧調がしっかり残っていて綺麗に表現出来ている。
そして、拡大して確認してみたが、棚田の露出はどちらも同じだ。
このように山並みに暮れる夕日を撮影する場合や、池の写り込みを撮影する場合、
普通どおり夕日に露出を合わすと下の風景が黒つぶれしてしまう。
逆に下の風景に露出を合わすと、今度は空が白飛びしてしまう。
もう~どうせいっちゅうんねん!!
そういった時、このハーフNDは非常に強力なブキとなり、その悩みを解決してくれる。
■その他の作例
分かりやすいのがコレしかなかったので、一例として載せるが全てボツ写真。
昨日の下赤坂の棚田

ゴーストが出まくったのでボツにした写真。
ガラスが少し汚れていたのでふき取った後はゴーストはましになった。
あとの写真は、今年7月に行った北アルプス燕山荘の前での朝の撮影。
全てフードを外すのを忘れて撮影したので、人工ゴーストが出まくってボツにした写真。
それでも効果は分かると思う。

境界の位置も上過ぎるし、人工ゴースト出まくりやし…(T_T)

こんなことしてたら槍様に怒られます。

上の写真のハーフNDなしの場合
そこそこドラマチックに撮れてるから、ハーフNDなしでもありかな。
と思いきやPL回し忘れてる(T_T)

人も山もクッキリ。人工ゴーストさえ出てなければ…

■ハーフNDの種類
ハーフNDには、角型と丸型があり、どちらも透明部分とNDフィルター部分の境目が
丁度真ん中になっている。
角型は、通常100×125mmなどのプレート状となっていて、それを手で持つタイプ。
丸型はレンズに嵌めるフィルタータイプ。
風景だと角型の方がおすすめかな。
角型には、NDフィルター部分との境界がはっきりしているガラスタイプ(ハードタイプ)と、
境界部分にグラデーションが掛かっているプラスチックタイプ(ソフトタイプ)がある。
濃度は、ND2、4、8とあるらしい。(それぞれ1度、2度、3度減光)
4あたりがたぶん使いやすいと思う。
ソフトタイプは広角系らしいが、高価なものしか見つからなかったので、
ハードタイプの安いのを購入した。
安いと言ってもAmazonで6,000円弱もしたけど(T_T)
僕が購入したハードタイプでしかも安いタイプ。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/nd/4961607390146.html
ソフトタイプ。ハードタイプの高い方も載ってる。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/lee/4961607398517.html
ハーフNDの使い方は、フードを外してハーフNDをレンズフィルターの前に
添えるように手でキープさせて撮影する。
もちろん三脚とレリーズは必須。ミラーアップも忘れずに。
境目を綺麗にするのが結構難しい。
先ほどの作例でも、ハーフNDを使った方は森の部分が若干暗くなっている。
【ハーフND無し】

【ハーフND有り】

米先生は、シャッターを押す時にハーフNDを少し揺らすらしいが、これがなかなか難しい。
ちょっと練習すれば出来るようになるんだろうか…
そういえばこの技術は、最近流行っている?HDR合成の類に入るんだろうか?
やり方がアナログとデジタルの違いだけで、やろうとしてることは同じなんだろうけど…
たぶんデジタルでハイダイナミックレンジを表現できるように合成してしまうことを
HDRって呼ぶんだろうな。
ハーフNDでの撮影をHDRとは呼ばないだろうな。
調べてないから分からないが、たぶんそうだろう…
ハーフNDフィルター。
空と山の風景を綺麗に撮るには、必須のブキであることは間違いない!

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