5月4日(日)
GW後半は、土日にイブネでテン泊する予定が、前週同様、早立ち出来ずに計画を日曜日の日帰りに変更。せっかく調べたので雨乞岳~御在所岳を周回することに。ちょうどアカヤシオが綺麗なようなので、花も見れたらいいかなと。前日に山写友のke-nさんから参加の連絡を頂き、ご一緒させて頂くことになりました。3時30分に道の駅しらとりの郷で合流し武平峠へ向かいます。
武平峠無料駐車場(滋賀側)。しらとりの郷から東名阪経由で2時間弱でした。

コクイ谷からクラ谷分岐までの道迷いの注意喚起です。道迷いがかなり多発しているようです。

雰囲気のいい谷に朝の光が届き始めます。登山道は、序盤は尾根と巻きが続き、いつの間にか谷道に。

沢谷峠。ここからコクイ谷が迷いやすいようです。

ミツバツツジがちらほら咲いてました。

色づき始めた新緑

穏やかで綺麗な水の流れ

何の蕾?

ツヤやかでくっきりした葉。何の葉かな?

白いスミレ

ミツバツツジ

何度も渡渉させられます。

2時間ほど歩いてようやく七人山のコルに到着です。ここから東雨乞岳に向けて尾根を直登します。

昨日テン泊予定だったイブネが見えてます。テーブルランドみたいな台地です。

右奥に釈迦ヶ岳。手前斜面にヤマザクラがまだ咲いていました。

アセビ

流れる飛行機雲を撮影中のke-nさん

振り返ると笹原の向こうに七人山、御在所岳、鎌ヶ岳。いい眺めです。

正面はイブネ、奥に藤原岳、御池岳、霊仙山、伊吹山が見えます。藤原岳と御池岳の間には白山も薄っすら見えてます。

嫁さんは今日もスローです。無理せずにゆっくり行こう。

ハルリンドウ



何度も見てしまうイブネ、御池岳、伊吹山。イブネで一度はテン泊してみたい。

国見岳の斜面にアカヤシオがまばらにちりばめられてるのが見えます。北側斜面の方が多い感じです。

この後何度かお会いする方。コクイ谷出合でコクイ谷に入り武平峠駐車場へ向かわれました。

釈迦ヶ岳の後ろに薄っすら御嶽山。ということは右端の雪山は中央アルプスかな。

綿向山からテン泊縦走中の方たち。

雨乞岳への稜線

EOS M(嫁さん撮影)
イブネ方面と青空

EOS M(嫁さん撮影)
東雨乞岳。七人山のコルから30~40分でした。

いざ、雨乞岳へ!

笹の海と鈴鹿南部の山並み

来た道を振り返って、東雨乞岳と御在所岳と鎌ヶ岳

笹の海と青空とke-nさん

笹の海と鎌ヶ岳!

ほどなく雨乞岳。のんびり撮影しながら登って3時間ほどでした。笹原に囲まれた山頂で休憩します。


2月に歩いた綿向山~竜王山。

山頂の祠?も見えています。

ここから一旦杉峠へ下ります。序盤は快適に下れます。

谷沿いの山桜が綺麗です。

杉峠へのラストの下り。急坂です。

9時42分、杉峠に到着です。休憩にちょうどいいポイントです。正面を進むとイブネ方面ですが僕たちは右へ下ります。

昔の建物の跡らしき石垣がたくさん残っていました。

陽光受ける新緑

咲き始めたミツバツツジが色鮮やか。

スミレの群生

新緑

御池鉱山旧跡。こんな山奥に神社や小学校があったなんて。

新緑の森

槍のようなフォークのような木

ke-nさんも激写中。ちょっと離れただけで印象が変わります。

羽を広げた新緑

ちょっと迷った渡渉点。他の方も迷って崩壊地の方へ行きかけてました。





コクイ谷出合の手前、神崎川の水がハンパない透明度です。贅沢な景観を眺めながら昼休憩にします。昼前から暑くなってきたので足を川でクールダウンさせてから出発です。

上水晶谷分岐で間違えてまっすぐ進んでしまったところの新緑。このあたりの新緑は見頃です。

ルート復帰して上水晶谷沿いを登っていくと綺麗な滝が出てきました。ke-nさんもこの二又の滝を気に入られたようで熱心に撮影されてました。




先ほどの神崎川よりも透明度が高く驚くほど綺麗な沢です。上水晶谷は鈴鹿の上高地と呼ばれているらしく、その名に恥じない素晴らしい谷でした。秋にイブネテン泊と重ねて紅葉を見に再訪したいです。


アカヤシオと水の流れを激写中のke-nさん。この辺のアカヤシオは散り始めてました。

暑いのでダイブしたいところ。

標高も上がりようやく綺麗なアカヤシオが出始めます。



最後の休憩をとります。コルまでもう少しですがまだ水量が豊富です。上水晶谷の透明な水で頭と足をクールダウンして再出発します。

展望が開けてアカヤシオが一層綺麗に。




国見峠に到着です。なんやかんやとスローペースでしたが標準コースタイムとさほど変わらずでした。上水晶谷では2~3パーティくらいしか見なかったのに、ここで一気に人口密度が増えました。

ショウジョウバカマ




谷から上がってくるヘリ。救助活動でしょうか。

スキー場を登ると国見岳のアカヤシオが綺麗でした。

下界の様な御在所岳に到着。長めに休憩し、最後の下りに差し掛かります。






アカヤシオと鎌ヶ岳。下り序盤からこの辺りまでのアカヤシオが一番綺麗でした。

天指岩とアカヤシオと鎌ヶ岳

展望岩で嫁さんがポーズ

切れ落ちた崖道を慎重に通過するke-nさん。砂地になってるのでとても危険でした。

左右が切れ落ちた岩場と砂場が連続し、緊張が途切れません。

しかし展望だけは抜群。ここまでの展望は要らないからもうちょっと木に囲まれていたらいいのに。


最後はトンネルの上に出てきました。

温泉は、アクアイグニスの駐車場がえらいことになっていたので引返し、
湯の山温泉ホテルウェルネス鈴鹿路の温泉に浸かりました。
ここの湯は、想像以上にいいお湯でした。(大人680円/小学生340円/幼児・乳児無料)
http://www.hotel-wellness.jp/suzukaji/index.htmlその後関ドライブインに寄り、3人で松阪牛カレーを食べて帰路に着きました。
歩いてみたかった雨乞岳、見たかったアカヤシオを堪能出来、GW後半は充実の鈴鹿ハイクとなりました。
鈴鹿の上高地と言われる上水晶谷も素晴らしく、こちらはまた訪れることになるでしょう。
ke-nさんとも久しぶりにご一緒出来、写真の話が尽きず楽しい時間を過ごせました。
どうもありがとうございました!
◆ログ(HOLUX m-241)
◆C.T.
5:49 武平峠登山口
6:40 沢谷峠
7:56 七人山のコル
8:34 東雨乞岳~休憩・撮影 8:51
9:04 雨乞岳
9:42 杉峠
10:14 御池鉱山旧跡
11:03 コクイ谷出合~昼食 11:38
11:52 上水晶谷分岐~ルートロスから復帰 12:05
13:40 国見峠
13:58 御在所山上公園
14:14 御在所岳~休憩 14:35
15:39 武平峠分岐
15:46 武平峠駐車場(滋賀側)
撮影機材
EOS 6D
EF14mm F2.8
LⅡ USM
EF50mm F1.4 USM
EF100mm F2.8
L Macro IS USM