北アルプス山行DAY3 ~みくりが池温泉~
昨晩は寝る体勢が定まらず、夜中に何回も目が覚めてしまった。
その都度星空撮影が頭をよぎったが、今日は出口側に嫁さんが寝ていたのと、
精神的に気力がなかったので、おとなしく寝ることにした。
最終的に朝6時に起床。
朝食の前にコーヒーを飲んでホッとする。
今日の朝食はバターチキンカレー。
嫁さんはマンゴーカレー。
撮影し忘れたが、先日アリオ鳳の無印で購入したレトルトカレー。
無印にはレトルトがいっぱいあって、山でも使える食料を調達できるので重宝している。
カレーのレトルトの場合、ジャパンだと78円~200円くらいで買えるが、
無印だと200~300円くらいするのでちょっと躊躇してしまうが、
味が豊富なのでその点では楽しめる。
で、今回の味の方は、バターチキンは正直バターの味はしなかったがルーの味は上等な
レトルトの味だった。マンゴーカレーは非常に甘いスープカレーで、
好みが分かれるように思った。僕は好きな味だった。
昨日の朝にはなかったとんがりテント。
テントっていうか、シートの隙間から荷物が見えてるところをみると、
ビバーク用のツェルト?
昔ちっくな面白い形に目を奪われてしまった。

8時00分。
出発までゆっくり過ごす。


昨日通ったミドリガ池経由で室堂に戻る道。
今日もここから戻る。

新室堂乗越への道。
元気だったらその先の室堂乗越から日の出を撮影する予定だった。

昨日下山に使った剱御前小舎からのルート。
感慨深い光景。
朝の反逆光気味の光線も演出している。

ススキに光が当たっていたのでちょっと遊んでみる。
まずは前ボケ。

丁度いい感じで登山者が来てくれたので脇役になってもらう。
ファインダー越しにみたその光景は、何か懐かしい日本の原風景のような
ゆったりとした時間を感じさせてくれた。
そこで、ゆったりした山旅『ゆる山』を表現したくて、中井精也先生のゆる鉄モードで表現してみた。

ホワイトバランス日陰、ピクチャースタイルニュートラル、コントラスト-4、色の濃さ-4、明るさ+2EV
こちらは普通仕上げ。

ホワイトバランス太陽光、ピクチャースタイル風景、コントラスト0、色の濃さ0、明るさ+1EV
どうだろう。
好みが分かれるかもしれないが、この場合、ゆる鉄モードの方がイメージに近いと思う。
ちゃんとキャノンでも出来るんですよ~(笑)
中井精也先生は昔からのファンなので著書も何冊か持っている。
ゆるく優しい写真を撮りたい人には絶対お薦めの写真家。
僕も端っこ構図や小さく入れる構図などはいつも意識して参考にさせて頂いている。
この作例も、中井先生のテクニックを山や風景で使える一例だと思う。
ただ、青空を入れればもっとゆる山を表現出来たかな。
次はススキにピントをもってきた。

その次は引いてパン。
と思ったらF8のままだった。

テン場にある水場。
早朝は2日とも凍結して水が出なかった。
事務所の水は蛇口を出しっぱなしなのでOK。

その事務所。

これも昨日はなかった隣のテント。
色合いが面白くてつい撮ってみた。

9時40分。
ようやくみくりが池温泉に向かう。
2日間ずっと眺められた奥大日岳が名残惜しい。



天狗平?弥陀ヶ原?バスで途中下車できるところかな。
薄っすらと日本海も見えている。

最後に剱岳を見収めて、

極上の温泉へ。

ここの温泉もリンスインシャンプーとボディーソープがあり、シャワーもいくつかあった。
脱衣所にドライヤーはなかった。
湯船は少し広い方と、狭い方が隣り合わせにあって、
広い方が少しぬるめ、狭い方が少し熱めとなっていた。
どちらも入ったが、基本、硫黄臭が強くてぬめりが少しあり、
芯から温まるイイお湯だった。
のぼせないように短めに浸かって出てを3~4回ほど繰り返すのが僕の温泉スタイルだが、
今回は、疲れてたのもあってか、さらに2回ほど繰り返した。
珍しく嫁さんの方が先に出て待っていてくれた。
そして昼食は、併設のレストランで特製『閻魔さまの黒ラーメン』。
ここの名物?宣伝にやられて試してみた。
醤油ベース?でちょっと変わった味だったけど美味しかった。
スープもほとんど飲んでしまった。
氷結レモンが美味しかったのは言うまでもない。

食後のデザートは、併設のCafeで『ブルーベリーミックスソフト』。
本当はケーキセットにしたかったのに、レアチーズケーキしかなく、
今日はその口じゃなかったので断念。。。

その後、室堂駅に向かうがこれまた凄い人。
今駅に着いて散策に向かう人もいっぱいいた。
ココどこやったっけ?って思うほどの観光地。
人の壁、壁、壁で駅までノロノロ歩き。
温泉から駅は数分の距離なのに…。
12時30分発のバスで美女平へ向かう。
バスのすれ違いで停車中に撮った最後の紅葉写真。(ちょっとピンぼけ)
弘法あたりは結構綺麗なナナカマドの色づきも見られて、
バックに鍬崎山入れて撮ったらいい感じやろうな~と、
車窓の風景に見惚れながらバスに揺られ、

13時15分、美女平に到着。
13時30分発のケーブルカーに乗り換えて立山へ。

14時30分には立山Pを出発し、430kmくらいなので120km/hくらいに抑えても
休憩入れて余裕で4時間半くらいで帰れる!
なんて思っていたら、アレ?米原あたりから竜王まで事故渋滞。。。
まぁ抜けるの1時間くらいかな~なんて軽く考えていた。
ところがところが、渋滞は伸びて伸びて瀬田東まで!
おいおい京滋バイパス分岐までいかれたらどないしようもないやん!
事故った方には申しわけないですが何してくれますのん…。
結局、この事故でプラス3時間。
疲れ果てて帰着したのは22時30分だった。。。
ありえへん。
長距離の際は無理せず休憩。
安全運転、心がけましょう。
さて、立山は初心者向けの雄山や少し物足りない人用の縦走路、
はたまた剱へのベース地や薬師方面への縦走など、多彩な山歩きの拠点になるので
今後も利用頻度は高くなると思う。
キャンプ場も水・トイレ・温泉と至れり尽くせりで、
色んな遊び方が出来るので、僕たち二人もすごく気に入った。
そして、渋滞中の帰りの道中、嫁さんから次のステップアップに向けてとんでもないプランが発表された!
というか、前からほのめかしていたので、やっとその気になってくれたというのが本当のところでシメシメだ。
その通りにうまくステップアップ出来れば、来年のゴールデンウィークにまた訪れるかもしれない。
撮影機材
CANON EOS 7D
SIGMA 17-70mm F2.8-4 MACRO HSM
その都度星空撮影が頭をよぎったが、今日は出口側に嫁さんが寝ていたのと、
精神的に気力がなかったので、おとなしく寝ることにした。
最終的に朝6時に起床。
朝食の前にコーヒーを飲んでホッとする。
今日の朝食はバターチキンカレー。
嫁さんはマンゴーカレー。
撮影し忘れたが、先日アリオ鳳の無印で購入したレトルトカレー。
無印にはレトルトがいっぱいあって、山でも使える食料を調達できるので重宝している。
カレーのレトルトの場合、ジャパンだと78円~200円くらいで買えるが、
無印だと200~300円くらいするのでちょっと躊躇してしまうが、
味が豊富なのでその点では楽しめる。
で、今回の味の方は、バターチキンは正直バターの味はしなかったがルーの味は上等な
レトルトの味だった。マンゴーカレーは非常に甘いスープカレーで、
好みが分かれるように思った。僕は好きな味だった。
昨日の朝にはなかったとんがりテント。
テントっていうか、シートの隙間から荷物が見えてるところをみると、
ビバーク用のツェルト?
昔ちっくな面白い形に目を奪われてしまった。

8時00分。
出発までゆっくり過ごす。


昨日通ったミドリガ池経由で室堂に戻る道。
今日もここから戻る。

新室堂乗越への道。
元気だったらその先の室堂乗越から日の出を撮影する予定だった。

昨日下山に使った剱御前小舎からのルート。
感慨深い光景。
朝の反逆光気味の光線も演出している。

ススキに光が当たっていたのでちょっと遊んでみる。
まずは前ボケ。

丁度いい感じで登山者が来てくれたので脇役になってもらう。
ファインダー越しにみたその光景は、何か懐かしい日本の原風景のような
ゆったりとした時間を感じさせてくれた。
そこで、ゆったりした山旅『ゆる山』を表現したくて、中井精也先生のゆる鉄モードで表現してみた。

ホワイトバランス日陰、ピクチャースタイルニュートラル、コントラスト-4、色の濃さ-4、明るさ+2EV
こちらは普通仕上げ。

ホワイトバランス太陽光、ピクチャースタイル風景、コントラスト0、色の濃さ0、明るさ+1EV
どうだろう。
好みが分かれるかもしれないが、この場合、ゆる鉄モードの方がイメージに近いと思う。
ちゃんとキャノンでも出来るんですよ~(笑)
中井精也先生は昔からのファンなので著書も何冊か持っている。
ゆるく優しい写真を撮りたい人には絶対お薦めの写真家。
僕も端っこ構図や小さく入れる構図などはいつも意識して参考にさせて頂いている。
この作例も、中井先生のテクニックを山や風景で使える一例だと思う。
ただ、青空を入れればもっとゆる山を表現出来たかな。
次はススキにピントをもってきた。

その次は引いてパン。
と思ったらF8のままだった。

テン場にある水場。
早朝は2日とも凍結して水が出なかった。
事務所の水は蛇口を出しっぱなしなのでOK。

その事務所。

これも昨日はなかった隣のテント。
色合いが面白くてつい撮ってみた。

9時40分。
ようやくみくりが池温泉に向かう。
2日間ずっと眺められた奥大日岳が名残惜しい。



天狗平?弥陀ヶ原?バスで途中下車できるところかな。
薄っすらと日本海も見えている。

最後に剱岳を見収めて、

極上の温泉へ。

ここの温泉もリンスインシャンプーとボディーソープがあり、シャワーもいくつかあった。
脱衣所にドライヤーはなかった。
湯船は少し広い方と、狭い方が隣り合わせにあって、
広い方が少しぬるめ、狭い方が少し熱めとなっていた。
どちらも入ったが、基本、硫黄臭が強くてぬめりが少しあり、
芯から温まるイイお湯だった。
のぼせないように短めに浸かって出てを3~4回ほど繰り返すのが僕の温泉スタイルだが、
今回は、疲れてたのもあってか、さらに2回ほど繰り返した。
珍しく嫁さんの方が先に出て待っていてくれた。
そして昼食は、併設のレストランで特製『閻魔さまの黒ラーメン』。
ここの名物?宣伝にやられて試してみた。
醤油ベース?でちょっと変わった味だったけど美味しかった。
スープもほとんど飲んでしまった。
氷結レモンが美味しかったのは言うまでもない。

食後のデザートは、併設のCafeで『ブルーベリーミックスソフト』。
本当はケーキセットにしたかったのに、レアチーズケーキしかなく、
今日はその口じゃなかったので断念。。。

その後、室堂駅に向かうがこれまた凄い人。
今駅に着いて散策に向かう人もいっぱいいた。
ココどこやったっけ?って思うほどの観光地。
人の壁、壁、壁で駅までノロノロ歩き。
温泉から駅は数分の距離なのに…。
12時30分発のバスで美女平へ向かう。
バスのすれ違いで停車中に撮った最後の紅葉写真。(ちょっとピンぼけ)
弘法あたりは結構綺麗なナナカマドの色づきも見られて、
バックに鍬崎山入れて撮ったらいい感じやろうな~と、
車窓の風景に見惚れながらバスに揺られ、

13時15分、美女平に到着。
13時30分発のケーブルカーに乗り換えて立山へ。

14時30分には立山Pを出発し、430kmくらいなので120km/hくらいに抑えても
休憩入れて余裕で4時間半くらいで帰れる!
なんて思っていたら、アレ?米原あたりから竜王まで事故渋滞。。。
まぁ抜けるの1時間くらいかな~なんて軽く考えていた。
ところがところが、渋滞は伸びて伸びて瀬田東まで!
おいおい京滋バイパス分岐までいかれたらどないしようもないやん!
事故った方には申しわけないですが何してくれますのん…。
結局、この事故でプラス3時間。
疲れ果てて帰着したのは22時30分だった。。。
ありえへん。
長距離の際は無理せず休憩。
安全運転、心がけましょう。
さて、立山は初心者向けの雄山や少し物足りない人用の縦走路、
はたまた剱へのベース地や薬師方面への縦走など、多彩な山歩きの拠点になるので
今後も利用頻度は高くなると思う。
キャンプ場も水・トイレ・温泉と至れり尽くせりで、
色んな遊び方が出来るので、僕たち二人もすごく気に入った。
そして、渋滞中の帰りの道中、嫁さんから次のステップアップに向けてとんでもないプランが発表された!
というか、前からほのめかしていたので、やっとその気になってくれたというのが本当のところでシメシメだ。
その通りにうまくステップアップ出来れば、来年のゴールデンウィークにまた訪れるかもしれない。
撮影機材
CANON EOS 7D
SIGMA 17-70mm F2.8-4 MACRO HSM
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| 北アルプス、飛騨山脈 | 15:15 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑